知立・弘栄の家

コンパクトなサイズながら、平屋のゆとり感を演出しました。

洗礼された「三角形」と「キューブ」を組み合わせたフォルムにグレーを基調とした、どこか和の雰囲気もある外観。

無駄な線、点を減らした「引き算インテリア」のリビング。

3つの中庭を介して入る陽の光を効率よく室内に取り入れ、豊かな生活を彩ります。

「アテネ」と名付けられたタイルは、荒々しさと優しさを併せ持った表情を見せます。

中庭に面した地窓からは緑が。高窓からは空を。

ワントーンでまとまった寝室には麻の質感で包まれたベッドを配置。

一日の終わりを過ごす静かで温かい寝室です。

寝室とゆるやかに隔てられた書斎スペース。

間仕切壁の上部開口からは寝室の高窓を臨み、「繋がり」と「隔たり」が丁度良い空間になりました。

一日の始まりは、グリーンと朝の陽光を取り込む洗面から。
間接照明で縁取られたミラーに写る表情も和らぎます。