iemiru コラム vol.145
注文住宅の悩みどころ!?たっぷり・便利な収納アイデアでゆとりの生活
注文住宅の良さを活かした収納を考えよう
注文住宅の良さは、自分や家族の意見を取り入れて間取りを決められることです。外から疲れて帰ってきて、ゆっくり過ごすことで明日も頑張ろうと思えるような我が家、その鍵を握っているのは、収納スペースかもしれません。
収納は注文住宅を建てるときの大きな悩み事?
収納とはただ片づける場所ではなく、家事動線や家族の性格を配慮して配置すると快適さや利便性が全く異なってきます。それ故に設計の段階からイメージして考えることも多く、一度形にしたらなかなか変えられないため大きな悩み事となってしまいます。
注文住宅のメリットを収納に反映させるには?
自由に設計できる注文住宅のメリットを収納に反映させるためには、実際に生活した場面を想像して使いやすさを思い描いてみると良いでしょう。
注文住宅設計時に取り入れたい上手な収納のコツ
沢山の物を上手に収納するには、いくつかのコツがあります。注文住宅の設計時に取り入れてみてはいかがでしょうか。
生活動線・家事動線を考慮した位置に配置
生活動線や家事動線を考慮した位置に収納を配置することで、無駄な動きを少なくすることができます。洗濯を例にとって見ても、洗濯をする、干す、畳む行程があります。洗濯する場所の近くに干すスペースを設置し、ファミリークローゼットや洗濯物を畳むスペースをまとまった場所に配置すると一気に効率良く家事をすることができます。
使用頻度に応じた高さ
高い場所や奥にしまった物は、取り出しにくくあまり使わなくなってしまう傾向にあります。手の届きやすい低い位置によく使う物を収納すると、使う時に取り出しやすく使い勝手が良いものです。
収納したい物の大きさに合った幅、高さ、奥行き
収納したい物が決まっている場合には、収納スペースに収まるようにあらかじめサイズを測っておきましょう。
収納する物の総量に見合ったスペース+余剰分を確保
物をただ収納するだけでなく、収納方法によってはゆったりした空間を演出することができます。その為に必要なのは、収納する物の総量に見合ったスペースよりもゆとりを持たせたスペースです。
扉は収納した物が出し入れしやすい仕様に
扉には手前や奥に開く開き戸と、左右にスライドさせる引き戸があります。収納する物に合わせた仕様を選びましょう。
部屋の雰囲気を損なっていないか確認
収納には見せる収納と、隠す収納があります。デザイン性の高い本やインテリアはあえて見せる収納をし、生活感を感じさせる物は隠して収納することでおしゃれな空間を演出できます。
実例!注文住宅に役立つ人気アイデア収納
注文住宅で実際に人気のアイデア収納をご紹介させて頂きます。
室内スッキリ!収納専用ルームにまとめる
ウォークインクローゼットとは服専用の収納ルームですが、置く物の用途を問わない収納専用ルームを作ることでリビングや生活空間をすっきりとさせるアイデアです。広い収納部屋なら洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりすることもできます。
TVボードを利用した回遊収納スペースでストレスを軽減
TVボードの裏に回遊できるスペースを作り、死角を家族の収納スペースにすることですっきりしたリビングを保つことができます。2箇所入り口を作ることによって物の出し入れもしやすく、掃除もしやすい造りになっています。
家族専用玄関で片付けと収納の悩みを一度に解消
玄関から入った場所に、家族専用の収納空間を作る例もあります。玄関からそのまま収納空間に入りアウターを脱いで部屋着に着替えることで、帰宅後の時間を有効に使うことができます。
小さなお子様がいる家庭でも、ベビーカーで買い物して帰宅したら収納空間にベビーカーを置いて、直通の納戸やパントリーへ荷物をスムーズに片付けることができるでしょう。子供の外遊びの道具やアウトドア用品、ガーデニング用品を置くのにも適しています。
ギャラリー?書庫?趣味と実益を兼ね備えた壁面収納
壁一面が収納スペースになる壁面収納は、注文住宅にお勧めの収納方法です。壁一面を収納スペースにしたり、柱や梁の出っ張りを活用して作る収納方法で、おしゃれなインテリアや趣味の本を見せる収納として置くことができます。デッドスペースに作業台を作ることによってパソコン置場や家事スペースにしたりと、幅広い使い方の可能性があります。注文住宅なら、広いデッドスペースがある階段の壁面などにも収納スペースを設けることができます。
オープンキッチンのお悩みは引き戸収納で解決
オープンキッチンは、リビングにいる家族や来客とのコミュニケーションが取りやすい造りになっています。その反面キッチンが丸見えになってしまうので大型家電などが目につきやすく、生活感を感じやすい場所でもあります。そういった物をまとめて引き戸収納で隠してしまう収納方法もあります。
床下も階段も!デッドスペースをとことん活用
どうしても出来てしまうデッドスペースですが、うまく活用して収納場所にしてしまいましょう。階段下は奥行もあるので、収納力が大きい場所の一つです。キッチンに床下収納があることが多いですが、注文住宅なら一階の好きな場所に床下収納が作れます。脱衣所などにもあったら便利かもしれません。その他リビングに小上がりを作る際には、その段差を利用して収納スペースにしてみてはいかがでしょうか。
検証!人気のロフトは収納スペースとして本当に便利?
注文住宅の設計の際に、収納として人気のロフトですが本当に便利なのでしょうか?メリットとデメリットを挙げて検証していきます。
ロフト収納のメリットは?
収納場所が増えるということは、もちろん大きなメリットです。普段は使わない季節物の収納や、お客様用リネンの収納などに活用してはいかがでしょうか。その他にも天井が高くなるので部屋に開放感が出たり、子供にとっては魅力的な秘密基地になってくれるかもしれません。
ロフト収納のデメリットは?
ロフト収納にははしごが使われていることが多く、上り降りが面倒に思うかもしれません。それ故に掃除することが大変になる方もいるでしょう。部屋の天井が高くなるので、空調の利きが悪くなるのもデメリットの一つです。ロフト自体の天井は低いことが多いので、頭をぶつけないように気をつけましょう。
注目のスキップフロアで収納量を大幅アップ
同じ空間の中に少しずつ段差をつけ、中2階や中3階を設けることで床面積を広くとる空間をスキップフロアと言い、小上がりとも呼ばれています。
狭小住宅でも安心!スキップフロアの魅力
高低差があるので空間が広く感じられ、開放感を感じるスキップフロアには魅力が満載です。壁もなく自然に空間を仕切れるので、家族の気配を近くに感じながらプライベート空間をもつことができます。
スキップフロアにデメリットはないの?
魅力が沢山あるスキップフロアですが、デメリットもあります。壁がなく空間を仕切れて開放感がある反面、空調が利きにくい為光熱費かかります。その他にも床面積が増えることにより、固定資産税が増える可能性があるので注意が必要です。
収納は家づくりの大事なポイント
同じ場所に住み続けていると、思い出と共に物も増えてしまうものです。住み心地の良い住まいであり続ける為には、収納が大事なポイントであることは疑いようがありません。
機能性と使いやすさを備えた収納にしよう
収納場所は多ければいいのもではありません。自分や家族の性格や動線に配慮した収納スペースが、家にいる快適さを生み出す要因の一つになるのです。注文住宅ならではの良さを生かして、機能性と使いやすさを備えた収納にしましょう。
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