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iemiru コラム vol.16

省エネ派必見!ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)って?

最近、住宅に関するニュースや広告でよく目にする「ZEH(ゼッチ)」という言葉。 簡単に言うと、環境に配慮した省エネ住宅ことを指すのですが、 導入には具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。 今回は、ZEHの特徴や魅力について探っていきたいと思います。

ZEHって、どんなもの?

はじめに、用語の定義から見ていきましょう。 ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。 (経済産業省HPより) 注目すべきは、赤字部分。月々支払うガス代や電気代といった固定費は、 年間で考えると決して、安いものではありません。 それらが実質ゼロ以下になるというのですから、一考しない手はないですね。 2014年に閣議決定した「エネルギー基本計画」では、 『ZEHは2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHを目指す』と定められています。

ZEHには、どんな方法があるの?

次に、省エネ・創エネが実際にどのような部分で発揮されるか 一例をまとめてみました。 創エネ・蓄エネ ・太陽光発電 ・蓄電池 省エネ ・断熱 ・高性能エアコン ・エコ仕様の給湯器 ・LED照明 ・HEMS* *HEMS(ヘムス)とは… ホームエネルギーマネージメントシステムの略で、住居内の電気使用量を確認できる管理システムのこと。スマホアプリとも連動可。 高性能・高効率な設備で省エネを図るだけでなく、ソーラーパネルなどで 電気を「創る」ことにより、売電収入が見込めます。 また、蓄電池は非常時に使えるほか、余剰分を売ることもできます。

最後に…

高性能な住宅ゆえに、設備面で初期費用が割高に なるこということもお伝えしておかなければなりません。 ただし、国の支援事業のため補助金を申請することができますし、 入居後何十年間というランニングコストを考慮すれば、 必ずしもデメリットということにはならないでしょう。 固定費の負担が軽くなるだけでなく、地球環境の保全にも貢献できるZEHの家。 検討する価値は十分にありそうですね。

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