iemiru コラム vol.162
バスマットだけじゃない!? おすすめの珪藻土グッズや手入れの方法をご紹介
水分をサッと吸収して、すばやく乾いてくれる珪藻土。近年は珪藻土のバスマットが大人気で、関連する珪藻土グッズもたくさん出ています。しかし人気のなかでも、「本当に便利なの?」「手入れの方法は?」と購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。 今回は珪藻土のメリットやデメリットを上げながら、手入れの方法までご紹介していきます。目的にあった珪藻土グッズを手に入れて、快適な生活を送りましょう!
珪藻土とは?
珪藻土とは、はるか昔、植物プランクトンの化石などが積もってできた地層(鉱物)のこと。太古から地球に存在する天然の素材です。珪藻土には目に見えない無数の小さな穴が開いており、表面についた水分をアッという間に吸収する特徴があります。 また水分量を調節する機能があり、吸収し過ぎた水分は放出。放っておいても乾いてくれる、とても便利な素材です。 今回は珪藻土グッズのメリット・デメリットを、バスマットを例にして比較していきます。他の珪藻土グッズと共通している部分も多いので、ぜひ参考にしてみてください。
珪藻土のメリット
布製バスマットよりも優れた吸収力
珪藻土を使う一番のメリットはまず、圧倒的な吸収力です。布製バスマットは2~3人と使っていくにつれてビショビショになりがちですが、珪藻土バスマットはずっと水分を吸収してカラッとした状態をキープしてくれます。
優れた速乾性
吸収するスピードと、乾くスピードがとても早いのも特徴です。水に濡れた瞬間に吸収し、表面はすぐに乾いてしまいます。使い終わった後はそのままにしても乾きますが、立てかけることであっと言う間に水分を放出。清潔な状態をキープしてくれます。
洗濯や洗う手間が減る
布製バスマットの場合、週2~3回や月1回、もしくは毎日洗濯するという方も多いのではないでしょうか? 洗濯した後は干して、乾いたらセットする、という一連の作業が必要になります。しかし珪藻土の場合は敷きっぱなしでもOK。 基本的にはバスタオルなどでひと吹きしてから壁に立てかけた方が良いですが、それでも手入れする手間を格段に減らすことができます。
カビやダニの心配が少ない
珪藻土は布製のグッズよりも速乾性が高く、皮脂などの汚れも付きにくく落としやすいので、カビやダニが発生しにくい特徴もあります。もちろん梅雨など湿度が高い時期は注意が必要ですが、壁に立てかけて置くだけでも対策に。とても衛生的なグッズと言えます。
珪藻土のデメリット
値段がやや高い
バスマットの場合、基本的に布製より珪藻土の値段が高い傾向にあります。布製は約1,000円から購入できるのに対し、珪藻土は大体2,000円以上する商品が多いです。
布製よりも重い
布製バスマットの重さは数百グラムですが、珪藻土バスマットは1.5~3キロあるものがほとんど。力の弱い方や幼児が扱うには少し重たいといえます。そこまで丁寧に扱う必要はありませんが、気になる方は重さもチェックしてみてください。小さいサイズほど、軽くなります。
布製バスマットの重さは数百グラムですが、珪藻土バスマットは1.5~3キロあるものがほとんど。力の弱い方や幼児が扱うには少し重たいといえます。そこまで丁寧に扱う必要はありませんが、気になる方は重さもチェックしてみてください。小さいサイズほど、軽くなります。
割れる可能性がある
ガラスのようにデリケートな素材ではありませんが、珪藻土も落とすと割れる可能性があります。とくに天日干しによる変形、水に長時間濡れ続けたことによる弱体化、などによって割れやすくなるので注意が必要です。
サラッとした触感が冷たく感じることも
春夏秋はサラッとひんやりした触感で快適な珪藻土ですが、冬には冷たく感じてしまうことも。気になる方は珪藻土のうえにバスタオルを敷くことをおすすめします。使い終わったバスタオルで珪藻土を拭けば、メンテンナンスも簡単です。
バスマットだけじゃない!? おすすめの珪藻土グッズ
ここまでバスマットの珪藻土を中心に解説してきましたが、それ以外にも便利グッズがたくさんあります。以下にご紹介しますので、気になるグッズは試してみてください。
石鹸トレイ
ぬるつきがちな石鹸も、珪藻土のトレイなら水切れが良いので清潔な状態が続きます。100均でも手に入るので、試しやすいのもポイントです。
コースター
バスマットに続いて人気なのが、珪藻土のコースター。誰しもが冷たいグラスの水滴で、テーブルをビショビショにした経験があるのではないでしょうか。珪藻土コースターを使えば、アイスコーヒーでも焼酎ロックでも、テーブルを濡らさずに楽しむことができます。
食器の水切りマット
手軽に使えて便利なのが、珪藻土の水切りマット。従来の水切りは、カゴなど場所をとるものが多かったですが、珪藻土なら立てかけて保管が可能。キッチン回りをスッキリさせることができます。
傘立て
濡れた傘を玄関に置くと、水滴が気になる方も多いのではないでしょうか。水たまりができたまま乾かず、靴についた泥汚れを広げてしまうことも。そんなときに珪藻土の傘立てがあれば、水分をすぐに吸収、玄関をキレイな状態に保ってくれます。 そのまま放置しても勝手に乾いてくれるので、拭き掃除をする必要もありません。
歯ブラシスタンド
使ったあとの歯ブラシは水に濡れているので、放置していれば水垢やカビの原因となります。そんなときに珪藻土の歯ブラシスタンドを使えば、サッと水分を吸収して清潔な状態をキープ。毎日気持ちの良い状態が続くのでおすすめです。
食品の除湿用ブロック
小さなブロック状の珪藻土は、シリカゲルのように除湿剤として使えます。珪藻土は天然素材なので、安心安全な素材です。また繰り返し使えるので、経済的なグッズともいえます。
珪藻土スプーン
塩などの調味料のスプーンを珪藻土にすることで、除湿剤も兼ねた一石二鳥なアイテム。ただし、砂糖の場合は乾燥すると固まるので、通常のスプーンを使ってください。
壁材
珪藻土の壁材は、昔からある人気の素材です。湿度が高いときには吸湿し、湿度が低いときには放湿。嫌な臭いも吸着してくれるので、天然の空気清浄機とも言えるアイテムです。
犬やネコなどペットの水回りにもおすすめ
ペットを飼っている家庭では、水飲み場がビショビショになった経験がある方も多いのではないでしょうか。そんなとき、珪藻土のマットを敷いておけば水がこぼれても安心です。また夏はひんやりした触感なので、お昼寝スポットとしても活躍してくれます。
カビに注意!? 珪藻土の手入れ・掃除方法
洗濯や洗う必要のない珪藻土グッズですが、最低限の手入れは必要です。また衛生的なグッズとはいえ、梅雨などに放置すればカビが生え、汚れもたまってしまいがち。以下では、衛生的に使い続けるための簡単な手入れ方法をご紹介します。
1~2週間に1度は陰干し
とくに珪藻土のバスマットの場合、定期的な陰干しをおすすめします。基本的には、安全で水に濡れない場所に立てかけておくだけでOKです。コースターなどは使い終わったら立てかけて保管してください。 梅雨の湿度が高い時期や、冬で乾燥しにくい時期などは、少し頻度を上げて2~3日に1回は陰干しすることをおすすめします。
吸い込みが悪くなってきたらサンドペーパーで軽く磨く
吸収率が落ちてきたと思ったら、サンドペーパーで数回こすってください。表面が粉っぽくなるので、湿らせたキッチンペーパーなどで吹きとればメンテナンス完了です。メンテナンスの頻度は、数カ月~年1回程度。サンドペーパーは付属で付いてくる場合もありますし、ない場合は100均でも購入可能です。
カビや汚れに気を付けて快適な珪藻土ライフを!
珪藻土グッズは、衛生的で手入れも簡単。天然素材で安心できる万能型のアイテムです。ですが、最低限の手入れをしないとすぐに使えなくなってしまいます。こまめな陰干しなど心掛け、気持ちの良い生活を送りましょう!
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