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iemiru コラム vol.184

寝室のカーテンが人生を変える!?睡眠向上にも役立つ選び方

寝室のカーテンを変えて上質な眠りを手に入れよう

寝室のカーテンが、上質な眠りと密接に関わりがあることをご存じでしょうか。最近良く眠れないといった方は、寝室のカーテンを変えることによって睡眠事情が変わるかもしれません。

カーテンを変えるだけで寝室の印象は見違える

部屋の印象を変えたい時は、大きなスペースを占める布を変えると簡単に印象を変えることができます。カーテンはまさにその条件を満たしているため、カーテンを変えるだけで寝室の印象を大きく変えることができます。

睡眠の質にも関わる!?寝室と色の深い関係

色は、人に生理的な影響や心理的な影響を与えます。特に影響が出やすいと言われている時間帯は、睡眠時と睡眠前後と言われています。寝室のカーテンは、影響の出やすい時間帯に目にする非常に重要な要素と言えるでしょう。 神経を興奮させる色のカーテンにするか、精神を落ち着かせる色のカーテンにするかの違いで、睡眠の質に関わってくる可能性があります。

睡眠効果の高いカーテンの色とは?

寝室で上質な睡眠を得る為には、一体どんな色がいいのでしょうか。

神経を落ち着かせるブルー

清潔感を感じさせるブルーには、血圧や心拍数の減少を促し、精神的に落ち着かせる作用を持っています。ストレスが多く寝付きが良くないとお悩みの人は、是非試してみたい色です。

リラックス効果のあるイエロー

イエローは幸福感を感じさせ、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌する作用があると言われています。イエローのカーテンを寝室にすることにより、そこにいるだけで幸せな気持ちに包まれるような、居心地のよい寝室となるでしょう。

心地良さを感じるグリーン

外の景色を見る時でも、木々の緑を見るとゆったりした気分になった経験がある方も多いと思います。リラックス感を感じさせるグリーンも、睡眠効果が高い色の一つです。

月光を連想させるシルバー

神秘的で月光を連想させるシルバーは、落ち着いた寝室の雰囲気作りにぴったりです。 寝室のカーテンにシルバーを取り入れることにより、高級感のあるエレガントな部屋を演出ことができます。

筋肉の弛緩を誘うオレンジ

元気が出る色と思われがちなオレンジ色には、筋肉の弛緩を誘う効果があります。オレンジは暖かい部屋の雰囲気になる色で、落ち着いた気持ちで眠りにつくことを手助けしてくれます。

柔らかな風合の万能カラーベージュ

ナチュラルカラーであるベージュは、もっとも緊張感をゆるめてくれる色とされています。寝室のカーテンをベージュにすることにより、リラックスした気持ちで安眠へと導いてくれます。部屋をシンプルな雰囲気にしたい時も、メインカラーとして活用したい色です。

機能性にも注目!安眠第一ならやっぱり遮光カーテン

安眠の為に、外からの光を遮る遮光カーテンを取り入れる方法もあります。遮光カーテンとは、一般的なカーテンより繊維の密度が高く、黒い糸を一緒に織り込むことで光を遮りやすくしたカーテンです。眠る際に外の街灯や車の光が目に入ると、寝付きが悪くなってしまうこともあるので、遮光カーテンをうまく活用してみましょう。

遮光性が重要視される理由

人の体は、太陽の光を浴びることによって目が覚める性質を持っています。昼間寝ることになる夜勤の方は、日光が目に入ると眠りづらくなります。そういった理由のある方にも遮光カーテンはおすすめです。 遮光カーテンは通常のカーテンより高密度に作られているため、光だけではなく熱も遮ります。そのため夏の猛暑の際に遮光カーテンを活用すると、通常のカーテンを使用するより涼しくすることができ、節電効果も期待できます。

遮光カーテン選びは等級に注目

遮光カーテンは、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会(NIF)により遮光率によって等級1級から3級まで分けられています。外の光を完全に遮りたい人は、一番光を遮る等級1級のカーテンを選ぶと良いでしょう。等級2級の遮光カーテンは、強い光のみを遮り、部屋が暗くなりすぎない状態を作ることができます。等級3級は、作業するには暗いですが人の表情はみえる明るさとされています。

まだまだある!寝室のカーテンにあると嬉しい機能5選

寝室のカーテンとして、遮光以外にも嬉しい機能がついた物があるのでご紹介いたします。

防炎加工

防炎加工とは、火事などで火がついてしまっても燃え広がらない加工のことです。ただし全く燃えないわけではないので、寝たばこやストーブなどの火の元には十分な注意が必要です。高さ31メートルを超える建築物や地下街については、消防法により防炎加工のカーテンや絨毯の使用が義務つけられています。

遮熱加工

遮熱加工されたカーテンは、西日や真夏の太陽を遮り部屋に熱気をこもらせない働きをします。昼間働いて帰宅した時に、暑い空気が部屋に充満していたら、エアコンもなかなか効かなくて困ったことがある方もいるのではないでしょうか。そんな場面で、遮熱カーテンが活躍します。遮熱カーテンには、レースタイプと厚地タイプのものがあります。部屋が暗くならないレースタイプは、外からの光を遮ることなく遮熱します。厚地タイプは、レースタイプより繊維密度が高いため遮熱効果もより高くなります。

ミラー加工

ミラー加工のカーテンは、鏡のように太陽光を反射させ日中に外から室内が見えにくいように加工されています。ただし夕方や夜になるとミラー効果がなくなるものもあるので、女性の一人暮らしなどには特に注意が必要です。

消臭・抗菌加工

消臭・抗菌加工とは、薬品の配合や光触媒を利用することにより、消臭・抗菌効果が期待できる加工です。ペットを室内で飼われている方や、タバコを吸われる方、ご家庭で介護をされる方などの利用に適しています。

自動開閉

朝すっきりと目が覚めるためには、太陽の光を浴びることが効果的です。近年人気なのが、スマートフォンと連動し、あらかじめ設定した時間になると、自動で開閉されるカーテンです。スマートフォンが近くになくても、設定した時間に自動開閉されるので、長期間家を空ける際や帰りが遅い時の防犯対策にもなります。工具が必要なく、設定が簡単なのも嬉しいポイントです。寝室のカーテンとして設置することにより、目覚めの良い朝が期待できるかもしれません。

インテリアコーディネートから考えるカーテン選びのポイントとは?

寝室のカーテンについて、インテリアコーディネートの観点からポイントをご紹介させていただきます。

ファブリックの色を統一

ファブリック(カーテンやカーペットなど布地の総称)の色を統一することにより、すっきりとしたシンプルな印象を与えることができます。大きい布地の色を統一すると、それだけで品が良くまとまりのある印象になります。

類似色でまとめる

緑と黄緑、赤とオレンジのように、類似色でまとめるカラーコーディネートは、失敗が少ないので気軽に取り入れることができます。類似色でまとめる際の注意点は、薄い方の色を多めに使い、濃い色を部分的に使うなど、使用面積に差をつけることです。寝室のカーテンに使用するには、薄い緑をカーテンとして使い、枕カバーなどを濃い色にすれば部屋の印象も引き締まって見えます。

アクセントカラーは補色になるようにする

色相を環状に配置したものを色相環と呼びますが、その色相環で真逆にある色を補色といいます。補色はお互いを邪魔することがなく、引き立て合うことができます。例えば赤と青緑、オレンジと青、青紫と黄色が補色に当たり、コーディネートに使用することによって鮮やかなコントラストが生まれメリハリのある印象になります。

トータルで3色以内に抑える

コーディネートで使う色を3色に抑えることで、すっきりと洗練された印象にすることができます。色の数を抑えることで、インテリア雑貨や小物を置いても統一感が生まれ、大人っぽいシンプルな部屋になります。色味が同じでも、素材感を変えたものを置くとぐっとおしゃれになります。個性的な柄のアイテムを部屋に置いても、色が統一していると自然に馴染んでくれるはずです。

柄やテーマを統一

柄やテーマを統一してみる方法もあります。例えばナチュラルテイストでしたら、ベージュや白を基調としたシンプルなものを選び、柄を取り入れるとしたらグリーン柄と決めてしまいます。そうすることで全体的に統一感のある部屋に仕上がります。他にもモダンテイストならモノトーンの色合いにストライプ柄、リゾートテイストならアースカラーにボタニカル柄など、組み合わせは様々です。

リラックスできる寝室はカーテン選びから

健康な体と寝室は密接な関係

睡眠は、健康において欠かせない大切な行為です。質の良い睡眠を取るためには、カーテンの色や性能等、寝室の環境作りがとても重要な要素の一つとなります。人の体には、体内時計が備わっています。この体内時計を整えて、生活リズムを作っていくためにも、寝室のカーテン選びにこだわってみてはいかがでしょうか? 一日の最初と最後に過ごす寝室。リラックスできる心地よいカーテンを選んで、充実した毎日を送りましょう。

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