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iemiru コラム vol.229

永久保存版!! 内見するときの持ち物やチェックポイントをわかりやすく解説

内見せずに物件を決めて大失敗した… そんな経験がある方もいるのではないでしょうか? 最悪の場合、さらに引っ越しをすることになり、大損してしまうことも。こんな悲劇を防ぐためにも、内見はとても重要です。 本記事では初めて内見する方でも失敗しないように、内見するときの持ち物やチェックポイント、お金について分かりやすく解説していきます。 内見を成功させ、納得のいく物件を見つけ出して、楽しい新生活を迎えましょう

内見(ないけん)とは物件の見学のこと

内見とは、不動産(物件)を探すときに内部の見学をすること。関西では「内見」と同じ意味で「内覧」と言うこともあります。 家を探すとき、インターネットでもたくさんの情報が手に入ります。しかし、めぼしい物件には実際に内見することで、生活の具体的なイメージが沸き、部屋の善し悪しが明確になります。 内見の予約はインターネットからでも、電話でもできるので、気になる物件があれば積極的に予約しましょう。 iemiruからの予約は簡単かつスムーズなので、忙しい方にもおすすめですよ。

内見は無料なので積極的に

初めて引っ越しをする場合に不安に思っている方もいるかもしれませんが、内見するだけでお金がかかることはありません。不動産屋もそのつもりで案内をしてくれますので、気兼ねなくどんどん内見していきましょう。

契約しなくてもOK

家探しでは1日に数件の物件を内見して回りますが、内見したからといって契約する必要はありません。急ぎでなければ数カ月にわたって家探し&内見をする方もいますので、納得のいく物件を探していきましょう。 ただし、2月・3月は進学や就職前のシーズンなので不動産屋も忙しく、良い物件はすぐに契約が決まってしまいます。先延ばしにしても良い物件を逃してしまう可能性が高いので、家探しの条件を明確にして、早く動けるように準備しておきましょう。

契約時に初めてお金(仲介手数料など)が発生

不動産屋の賃貸契約は成果報酬型なので、契約するときに初めてお金(仲介手数料)がかかります。それまで家探しを手伝ってくれたお礼として、しっかりとお支払いしましょう。 複数の不動産屋をかけもちして家探しをしている場合、結果的に全く支払いの発生しない不動産屋も出てきますが、気にすることはありません。不動産屋もそういったことがある前提で仕事をしていますので、はっきりと意思を伝えましょう。

内見の流れ

では実際に内見するまでの流れを解説していきます。

なるべく予約して話をスムーズに

家探しの際、インターネットで物件を探し始める方がほとんどでしょう。そのままネット上で予約しても良いですし、掲載してある電話番号に連絡しても大丈夫です。ただし、良い物件で競争相手が多そうだと感じたら、その場で電話することをおすすめします。 インターネット上やメールで予約する場合、不動産屋が予約を確認するまでにタイムラグがあります。その間に他の人が契約まで進める可能性があるので注意が必要です。

1日にみる物件を4~5件にしぼろう

1日に見て回れる物件は多くても6~7件が限界です。たくさん見て回るのも良いですが、一軒一軒の印象が弱くなってしまいますし、体力的にも疲れて正しい判断ができない可能性があります。 1日にみる物件は4~5件までにしぼって内見するのがおすすめです。インターネットでピックアップするのも良いですし、不動産屋から提案してもらうこともできます。

忙しい人は現地集合を相談

初めての不動産屋を通して内見するときは、一度不動産屋へいってから内見へ向かうのが一般的です。ただし、忙しくて時間が取れない方は、現地集合や最寄り駅集合を相談してみましょう。

移動は不動産屋の車が基本

物件に移動するときは、不動産屋の車を使うのが一般的です。複数の物件を回るときは遠慮なく同行させてもらいましょう。歩いて周辺の確認をしながら移動したいときは、あらかじめ相談してみてください。

なるべく内見前に周囲の環境をチェック

良い物件が見つかったときは、内見する前に周囲の環境をチェックするのがおすすめ。駅周辺を歩いたり、Googleマップやストリートビューを利用したりして予備知識を入れておきましょう。事前に調べておくことで、内見したときに、より具体的な生活をイメージすることができます。 また担当する不動産屋に具体的な質問をすることができ、内見する側の本気度も伝わります。人気物件で競争相手が多いときは、担当者の印象によって審査に通りやすくなることもあるので、なるべく事前準備をしてから内見にのぞみましょう。

内見に必要な持ち物と服装をチェック

内見するときは手ぶらで行くことも可能ですが、それではせっかくのチャンスを活かしきれません。以下のアイテムを持っていくことで、充実した内見にしましょう。

スマホ1台で3機能を使おう

内見するときにスマホは必需品です。便利な機能をご紹介するので、アプリを入れたり、データ容量を空けたりして準備しておきましょう。

カメラ

内見する物件は撮影OKな場合がほとんどなので、積極的に写真を撮るようにしましょう。スマホであれば撮った写真を拡大できるので、部屋全体がわかる写真を撮っておけば安心です。写真を撮るのが面倒な方は、動画を回して物件を一通り撮影しておくと、後から見返すことができます。

コンパス(方位磁石)

コンパス機能は、日当たりの確認をするときに重宝します。例えば、南向きの日当たりはどうかなどを確認してみましょう。

水平器(レベラー)

水平器は、建物が斜めになっていないかを確認することができます。iphoneの場合は最初からコンパス&水平器のアプリが入っているので確認してみてください。 スマホのアプリなどがない場合でも、ビー玉の転がりで確認することもできます。

図面とバインダー

図面も不動産屋が用意してくれる場合が多いですが、バインダーとあわせてインターネットなどから、図面の拡大コピーと家賃などの条件がかかれた用紙を自分で準備しておくと便利です。拡大コピーをすることで書き込みもしやくなりますよ。

メジャー(3m以上の長いタイプ)

メジャーも不動産屋が用意してくれる場合がありますが、なるべく自分で用意しておきましょう。なるべく3m以上あるものが望ましいです。最近はスマホの計測アプリもあるので、使いやすいものを準備しましょう。

スリッパ

一般的には不動産屋が用意してくれていますが、神経質な方は自分で用意するようにしましょう。

動きやすい服装&脱ぎ履きしやすい靴を

内見中は立ちっぱなし&一日中歩くので、動きやすい服装がおすすめ。また何度も靴の脱ぎ履きがあるので、ブーツなどは避けた方が無難です。

室内のチェックポイント

ここからは内見でチェックすべきポイントを解説していきます。部屋の広さやキレイさはもちろん、それ以外の大切なポイントも確認しましょう。

日当たりの良さ&洗濯の導線

部屋の日当たりは生活リズムを整えるうえで大切なポイント。とくに洗濯物を外で干したい方は要チェックです。また、梅雨の時期に備えて、浴室乾燥機などがあるかも確認しましょう。

自炊できるキッチンスペースがあるか

自炊を検討している方は、十分なキッチンスペースがあるか確認してください。とくに一人暮らし用の1Kや1Rの賃貸は、コンロが1つで、調理スペースがほとんどない場合が多いです。

家具の設置スペース

家具を設置できる十分なスペースがあるかを確認しましょう。とくに、既存のベッドや本棚を設置したい方は、計測することをおすすめします。

収納スペース

備え付け収納スペースの有無は、家具を揃えるうえで大切なポイントです。とくに使用頻度の高いクローゼットや靴箱がない場合は注意してください。

水回りの清潔さ

キッチンシンクやトイレ、風呂場の排水口などに大きなキズや汚れがないかチェックしてください。また見るからに古いものは故障しやすいので、過去に破損や修理した経緯があるか確認しましょう。

シャワーの水圧

引っ越した後、意外に不満のたまりやすいポイントが、シャワーの水圧です。数千円でシャワーヘッドを購入して取り換えることもできますが、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

コンセント・TV線・電話線の位置

コンセントなどの位置によっては、家具を配置する際の障害になってしまいます。動かすのが難しいベッドや棚を置きたい位置と被っていないか、延長コードで対応できるかなどを検討してみてください。

スマホor携帯の電波

しっかりとスマホや携帯の電波が入るか確認しましょう。とくに建物のまわりが高い建物で囲まれているときは注意してください。電波が悪いときは、インターネット回線をwifiで飛ばすといった代替え案も含めて検討する必要があります。

生活音の漏れ

防音性が低い物件であれば、隣人が電話で話す声が聞こえたり、自分の生活音が漏れたりする可能性が高くなります。壁をコンコンして確認したり、耳を当てて確認するのも良い方法です。気になる場合は素直に、不動産屋に聞いてみましょう。

臭い

前の住人の生活臭・タバコ臭や、排水溝からの異臭がしないかを確認しましょう。臭いは24時間気になるものなので、ごまかしが効きにく、我慢するのが難しいポイントです。

湿気のたまりやすさ

湿気がたまりやすい家は、入ったときにムワッとした空気を感じます。 排気口や壁紙にカビ・雨漏りの跡がないかを確認しましょう。特に、窓枠の端っこは湿気がたまりやすいので、しっかりと確認しましょう。

ドアや扉の立て付け

ドアや扉の立て付けに不具合がないか確認しましょう。立て付けが悪い場合は単に古いだけでなく、建物の構造が歪んでいる可能性があります。耐震性にも関わりますので、しっかりと確認しましょう。

耐震強度の高さ

耐震性については、築年数である程度知ることができます。1981年の6月以降に建てられた建物であれば、新耐震基準をクリアしているので比較的安心です。それ以前のものについては、注意が必要でしょう。

搬入経路になるドアのサイズ

家具を搬入できるドアのサイズか確認しましょう。建物の廊下や階段・エレベーターが狭い場合も、搬入が困難になる場合があります。クレーンで2階から搬入するようなことになると、引っ越し費用が高くなるので注意してください。

設備のチェックポイント

内見のときは部屋だけでなく、生活に関わる設備も確認する必要があります。以下のチェックポイントを参考にしてみてください。

ネット通販に便利な宅配BOX

Amazonや楽天といったネット通販サービスを利用する方は、宅配BOXがあると便利です。最近は独自に簡易的な配達BOXを設ける方もいるので、代替え案も含めて検討してみましょう。

駐輪場と駐車場(屋根の有無)

とくに都心に住んでいる方であれば、駐輪スペースの有無は大切です。屋根の有無によって保管の仕方も変わるので、しっかりと確認しましょう。

ゴミ置き場

マンションやアパートの集合住宅に住む場合、ゴミ置き場の使い勝手はとても重要。とくに24時間出し放題なのか、きっかりと朝に出す必要があるのかは生活リズムに関わるので要確認です。 ゴミ出しの日を逃し続けてゴミ屋敷になってしまっては大変なので、しっかりと確認しましょう。

周辺環境のチェックポイント

せっかく建物や部屋は良い感じでも、街の雰囲気や利便性が合ってなければ生活は成り立ちません。内見で好印象の部屋があったときは、物件から駅までを散策して、以下のようなポイントを確認しましょう。

コンビニやスーパー

食事や日用品を購入するポイントを確認しましょう。とくに深夜まで営業しているスーパーがあれば、選択肢がグッと広がります。

飲食店などの充実度

とくに外食が多い方は、どれぐらいバリエーションがあるかを確認する必要があります。お気入りの店があると、家以外の居場所ができて生活の幅が広がります。気になる店は内見のついでに入ってみましょう。 ただし、飲食店や娯楽施設に隣接していたりすると、夜中でもうるさくなる場合があるので注意して下さい。

役所や学校

子供がいる家庭などは、学校や市役所などの公共施設の充実は必須ポイント。馴染めそうな雰囲気なのか、しっかりと確認しましょう。

公園やレジャー施設

近くに公園やレジャー施設があれば、休日の過ごし方も変わります。外でゆっくりできる場所があると便利です。

防犯性のチェックポイント

空き巣や強盗の被害にあわないためにも、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。

鍵の種類

鍵はディンプルキーやカードキーがピッキングに強いと言われています。また、女性の方にはオートロック機能付きが人気となっています。

郵便受けの種類

郵便受けの中が簡単に探れないか、確認しましょう。郵便は個人情報の宝庫なので、要注意です。

インターホンの種類

インターホンはモニター付きで録画機能が付いているものが防犯性に優れています。モニターが付いていない場合でも、のぞき穴やドアロックの機能が充実しているか確認しましょう。

ベランダorバルコニーの構造

空巣の被害は、ベランダやバルコニーからの侵入がとても多くなっています。2階であっても、塀や配管をつたって侵入されることがあります。過去に被害にあっている場合、侵入しやすい構造の可能性があるので、しっかりと確認しましょう。

大きな窓や玄関が人目につきやすいか

泥棒は目立つことを嫌うので、人通りが多い場所にある建物を嫌います。逆をいえば、人目につきにくい場所にある建物は狙われやすいので注意が必要なのです。

監視カメラの設置場所と台数

とくに女性で深夜に帰宅するような場合は、監視カメラが犯罪の抑止力になります。エントランスやエレベーターなど、どこに・何台あるか確認しましょう。

街の治安を調べる

街によっては犯罪率が高い地域もあります。ネットで調べることもできますが、タクシーの運転手やコンビニ店員など、近隣の状況に詳しい人に聞くのも良い方法でしょう。

通勤通学路の人通り&街灯などの明るさ

駅から家までの道のりが安全かどうかも確認しましょう。出来れば、夜間にも一度行ってみて、電柱の街灯など、十分に明るさが確保されているか確認しましょう。

不動産屋に聞くおすすめの質問

今までは自分で確認できるポイントを解説してきましたが、以下では不動産屋が握っている情報を聞きだすポイントを解説します。内見のときはなるべく早い段階で確認していきましょう。

前の入居者の入居期間

前の入居者が長くいた物件であればそれだけ居心地が良かった可能性が高く、逆にすぐに出ていったのであれば問題がある可能性が高くなります。もちろん個人差や状況によりますが、聞いてみる価値はあるでしょう。

前の入居者の退去理由

ずばり前の入居者が退去した理由を聞いてみましょう。転勤といった相応の理由があればすんなりと話してくれるはずです。逆にもったいぶるようであれば注意深く内見していきましょう。

空き室になっている期間

どれぐらい空き室になっているかによって、人気の度合いが分かります。 逆手に取れば、費用を安くおさえたい人にとっては、多少部屋の条件が悪くても、家賃交渉がしやすい物件かもしれません。

住人の家族構成や属性

お隣さんや上下階の住人がどのような家族構成が聞いてみましょう。個人情報にかかわるので不動産屋も細かくは答えられないと思いますが、どんな人が住んでいるかある程度分かるはずです。

メリットしか言わない&面倒くさがる担当者は気を付けよう

以上のような質問をしてみて、メリットしか言わない、または明らかに面倒くさがっている不動産屋には気を付けましょう。ほとんどの物件はメリットだけでなくデメリットがあって当然です。それを伏せて契約させようとしている場合もあるので、慎重になってください。

内見が終わったら

内見が終わっても即決しない!

1日に4~5件も見て回れば、かなり疲れることになりますし、また案内をしてくれた担当者と親しくなっている場合もあると思います。しかし、契約は慎重におこなってください。 もちろん希望条件が全て揃っている場合は、即決でも問題ありません。ですが、ほとんどの物件はメリットもデメリットあるので、冷静に検討することが大切です。

家賃だけでなく敷金・礼金・管理費(共益費)もチェック

家賃が安いからといって、お得になるとは言えません。賃貸には敷金や礼金があり、支払額が20~30万円変動することはよくあります。 例えば2年で引っ越しすることが決まっている場合、家賃が安くても敷金・礼金が高ければトータルでかかる費用は高額になるので注意が必要です。

内見をして、理想の部屋選びを実現しよう!

内見の目的は、物件のメリット・デメリットを把握し、得られた情報と希望条件を照らし合わせることです。 優先順位の明確化など事前準備をしっかりとした上で、出来るだけ多くの物件に内見に行って、自分にとって大切なポイントを満たしている物件を冷静かつ慎重に選び抜いて、理想の部屋選びを実現しましょう。

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