全国の家・住宅の見学会に行くなら | iemiru(家みる)

エリア×種別から探す

×

エリア×日付から探す

×

iemiru コラム vol.250

一軒家を購入すると決めた瞬間から始めたほうが良いこととは?失敗しない家づくりのために知っておくべきこと!

一軒家の購入を決めたその瞬間から始められること

情報収集

まずは情報収集から始めましょう。単に情報収集と言っても、まずは何から調べれば良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。家づくりにおいては、事前準備の段階で調べる範囲はとても広いのです。 ・土地探し
・建築家・ハウスメーカー・工務店探し
まずは、これらを並行して行うことになると思います。情報収集の段階では、なるべく多くの時間をかけてしっかり調べておきましょう。 例えば車やブランドもののバッグなど何か大きな買い物をする時に、多くの方は最初に目にしたものをパッと購入することは少ないと思います。あらかじめ調べておいて「よし!これだ」というものを選ぶのではないでしょうか?数千万円もする一軒家の購入となればなおさら調べる必要性があるかと思います。 建設用語も大切で、その用語の意味を理解しておかなければ業者と同じ目線で話し合うことができない場合も。逆に知っていれば業者の方とも話がしやすいので、まずは基本的な知識から広く浅くでも身につけることが大事です。

資金計画

資金計画もとても大事になります。一軒家の購入では、最長で35年ローンを組むことが一般的です。見通しがない状態でローンを組み「購入したのに返せない・・」という状態になってしまうこともあります。そのため自分の年収や、生活費、旅行や娯楽に使う出費など、それらをできるだけ明確にして収入に合った資金計画を練りましょう。

一軒家には4種類ある。その違いを比較!

価格が安価で、実物を見ることができる建売住宅

4種類の中で1番馴染みがあるのは建売住宅ではないでしょうか。建売住宅とは、あらかじめ家を建てた後に販売している住宅のことです。 建売住宅の魅力は比較的に安価なことでしょう。また、あらかじめ家の内装を見てから購入できるので、新築の一軒家を建てた後によく陥る「想像していたイメージとは違った」ということにもなりません。さらにもう1つの魅力は、工期の短さです。新築を建てると半年〜1年間程度かかるケースがほとんどですが、建売住宅はすでに家が建っているのですぐに住み始めることができます。

内装が選べる、比較的価格も安価な規格型住宅

規格型住宅とは、名前の通り規格化された家のことです。間取りや窓の位置などの基本的な部分の変更はできませんが、壁紙の色や床の色、設備まで、内装に関する部分は数種類の中から選ぶことができます。 規格型住宅の魅力は、間取りがあらかじめ決まっているので安価に建てられることです。それと同時に、時間も削減してくれるので比較的早く住むことができます。 最近ではスタイリッシュな内装も増えているので、安価で工期も早いと人気があります。

間取りの自由がきくセミオーダー住宅

セミオーダー住宅は、構造や性能などの基本仕様があらかじめ決まっていますが、自分たちの好みに合わせて間取りをつくれる住宅のことです。規格型住宅と注文住宅の中間的な住宅です。ただし、「注文住宅」と呼ばれるものも、実はセミオーダー住宅の場合もあり、定義はあいまいになっています。自由度は各社異なるので、どこまで自分たちで決められるのか事前によく説明を受けましょう。

全て決められる注文住宅

注文住宅とはその名の通り、間取りや仕様も全て自由に決めて注文できる住宅のことです。やはり他の住宅と比べると比較的コストも時間もかかってしまいますが、自分たちのこだわりの家を作りたい方にはおすすめです。

業者はどこに頼めばいいの?

建築家に頼むメリット

1. 要望を聞いてくれて、自由度の高いデザインの家を建てられる

建築家の職業は、施主のために世界に1軒しかない家を特注で建てるというものです。一品生産なので徹底的に要望を聞いて、じっくり丁寧に時間をかけて設計してくれます。  

2. 見積もりがわかりやすい

建築家が施工業者選びも行うので、純粋な施工の腕前と良心的な価格の工務店を施主に紹介してくれるでしょう。そのため設計見積もりと工事見積もりの両方が、詳細でわかりやすいことが多く、万が一のトラブルの際にも、詳細な見積もりがあることで役立つことがあります。

建築家に頼むデメリット

1. 個々の価値観に左右される時がある

建築家はこの仕事が大好きでやっている方が多いです。そのため、それぞれの価値観やこだわりが垣間見得てしまうことも少なくはありません。建築家に依頼する場合は相性がとても大事になってくるでしょう。

2. 建設に比較的時間がかかる

これは仕方のないことなのですが、建築家とは何度も話し合い、施主の要望を聞くためにじっくりと設計をします。そのため設計に時間が取られ、また建設自体も複雑であることが多く比較的工期に時間がかかってしまいます。

工務店に頼むメリット

1.自分たちの要望を反映させやすい

ハウスメーカーは、手間を省いて全国どこにでも施工をできるようにするため、初めからある程度規格化された家を建てることが多いのに対して、工務店では規格化されていない場合が多く、お客さんの希望や要望に柔軟に対応して一から設計図を作る事が可能です。  

2. 家づくりのコストを比較的抑えることができる

ハウスメーカーも工務店も価格には幅があるので、簡単に比較することができませんが、平均的に見ると工務店の方が安い傾向があります。そもそもハウスメーカーの狙いは、「家の規格化により工事の手間を大幅に省き、材料を大量注文することによって材料費を安くし、住宅のコストダウンをする」というものなのですが、大々的な広告費や人件費等もかかってしまうため、工務店の方が安くなる場合が多いのです。

工務店に頼むデメリット

1. 施工の精度が業者によって左右される

工務店それぞれに特色、こだわりがあり、品質の高い家が多いと言われる一方で、業者によって施工の精度に差があるのも事実です。

2. 展示場がないため、イメージが持ちにくい

大手ハウスメーカーには、住宅展示場があり、実際に家を見ながらイメージを膨らませることができますが、規模の小さな工務店にはありません。完成後に「想像と違った!」ということがないように、できれば実際に施行した家を見せてもらう等してください。

ハウスメーカーに頼むメリット

1. ネームバリューがあるので安心感がある

「ネームバリューのある業者」と定義されるように、ハウスメーカーは全国各地に展開している事業規模の大きさが特徴です。広告で目にする機会が多いことや、モデルハウスや住宅展示場も全国各地にあるので、地域密着型の工務店と比べて安心感が大きいかもしれません。

2. 工期が短く、すぐに住むことができる

ハウスメーカーと工務店は工法が大きく違います。最近では、加工された状態のプレカットという木材を現場で組み立てていくという工法が主流なのですが、プレカットを工場で必要最低限組み立てられたものを現場に運び、現場では設置するだけといった工法をとるハウスメーカーもあります。これは事業規模の小さい工務店にはできないハウスメーカー独自の強みであり、工期も大幅に短縮することが可能です。このように一部の例外を除けば工期に関しては圧倒的にハウスメーカーの方が早く、注文してからすぐに住む事ができると言えます。  

ハウスメーカーに頼むデメリット

1. プランの自由度が低い

家族構成やライフスタイルに合わせて、さまざまな内装のバリエーションが用意されていますが、規格化された住宅である場合が多いため比較的に自由度が低いでしょう。また、もし自由度を高めた住宅にしたければその分大きなコストがかかってしまいます。

2. 工務店に比べて価格が高い

規格化されている分、コストダウンもしていますが、大手ハウスメーカーでは、地域の工務店にはない広告費や人件費等がかかってきます。また、標準装備での価格が大々的にあげられていて、オプションを加えると価格がはねあがった、ということもあります。

業者を決めれば土地や資金計画のアドバイスをもらえる

業者はその道のプロですので、決めてしまえばどのような土地に建てたらいいか、資金計画はどのようにすればいいかのアドバイスをしてくれます。 慌てて決める必要もありませんが、業者を決めることが次の大きなステップに繋がるでしょう。

予算はどうやって決めるの?

一軒家を建てるのに、一般的にはどのくらいのお金を用意する?

一般的に一軒家を購入する場合、1000万円以上貯めた人が3割で、3000万円未満の物件を購入した人の6割が頭金500万円未満というデータがあります。また、100万円未満という人も少なからずいるのが現状です。 参考:SUUMO|頭金いくら・どうやって貯めた?マイホームを買った300人のデータ大公開

家に何を求めるのかを家族で考えよう

おそらく一軒家に住む場合、1人で住むより家族で住む方が多いでしょう。家に何を求めるかを1人で決めるのではなく家族でしっかりと相談しましょう。例えば、普段旦那さんが料理をしないのであれば、料理をしてくれている奥さんに「どのようなキッチンにしたいか?」を聞いたほうが、その家族にとっていいキッチンができるでしょう。 要望を聞いていくと家のイメージも具体的になり、予算の見通しもしやすくなります。

FPにはライフプランから将来設計まで相談できる!

予算を決めるときに多くの方がファイナンシャルプランナー(FP)に相談します。実はFPでは予算を決めるだけではなく、その予算の家を購入するならどういったライフプランを練るべきか、将来設計はどのようにしていくかの相談ができるのです。一軒家購入で迷ったらまずFPに相談するのもおすすめします。

一軒家を購入する際のトラブルを防ぐためにすべきこと

最低限の知識と意見を持って、話し合う

やはり業者も商売です。様々な建築用語や専門的な知識で言いくるめられてしまう場合があります。そうならないためにも、まずは最低限の知識と意見は持つようにしましょう。

疑問に思ったことは全て業者に聞く

最低限の知識を持っていてもどうしてもわからないことが出てきます。そうなったときにあやふやなまま話を進めるのではなく、きちんと質問するようにしましょう。

言った、言わないにならないよう、メモを残す

意外とあるのがこの『言った、言わない問題』です。「あの時お願いしたのにちゃんと反映されてない!」と建設後に気付いてもそれは後の祭。業者と意見を擦り合せるためにもしっかりと相談内容はメモに残しましょう。

自分の常識であっても、契約書に文言として書かれているか確認する

例えばアフターサービスなどに関して、自分の常識の範囲内で「これは当たり前でしょ」と思っていても、それが契約書に記載されているとは限りません。契約書はついつい流し読みしてしまいがちですが、隅々まで読んで後悔のない家づくりをしましょう。

人生最大の買い物は、納得のいくものにしよう!

正しい知識と計画性を持って取り組もう

一軒家は多くの方にとって、人生で最大の買い物になります。そんな大事な買い物を成功させるためには、正しい知識と計画性が必要不可欠です。後悔しないためにも入念に情報収集をし、見極め、無理のない返済プランで家を建てましょう。

「iemiru(家みる)」について

本メディア「iemiru(家みる)」では、住まい・家づくりに関するお役立ち情報を配信しております。 また、今すぐ行ける開催情報を数多く掲載していますので、是非こちらからご覧ください!

>> 全国の今すぐ行ける開催情報はこちら

また、このメディアは皆さんの「一生に一度の買い物だから後悔したくない!」という想いを叶えるために作られたメディアです。 私たちが何故このメディアを作ったか知りたい!という方は是非こちらからご覧ください。

>> 「マイホーム」は一生に一度の買い物なのに満足してない方も多い...そんな悩みを無くしたい。