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iemiru コラム vol.295

和室のインテリアってどうすればいいの? 賃貸でもおしゃれにコーディネートするポイントをご紹介

和室をおしゃれにしたいけど、「どんな家具・インテリアを置けばいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 昔ながらの雰囲気をもつ和室ですが、意外にもトレンドの「北欧系」や「レトロ系」と相性が良く、簡単におしゃれなコーディネートができます。 本記事では和室と相性の良いテーマや、家具・インテリアをおしゃれにするポイント、DIYのアイデアについて解説していきます。どれも簡単に取り入れられることなので、これから和室をコーディネートする方は、ぜひ参考にしてみてください。

相性の良いテーマでおしゃれ感をUP

和室の家具・インテリアを選ぶときには、テーマを決めて統一感を持たせるのがおすすめ。柔らかい雰囲気のなかにもメリハリがでて、おしゃれ感がUPします。 以下では、和室と相性の良いテーマを3つ解説します。自分好みのテーマ探しに役立てください。

自然で明るい雰囲気の「北欧系」

近年人気の高い「北欧系」は、和室との相性が良いアイテムが豊富。北欧系の家具・インテリアは自然との調和を感じるデザインなので、日本の四季に育まれた和室とよく合います。 また北欧系でよくある「無垢材×アクセントカラー」といったシンプルな組み合わせは、和室の畳の柔らかい雰囲気にフレッシュさをプラス。和室の古いイメージをアップデートしてくれます。 シンプルな家具・小物はもちろん、アクセントになるファブリックも積極的に取り入れてみると、部屋の雰囲気がグッと明るくなります。

アンティークな「レトロ系」

落ち着いた雰囲気の和室と、渋くてクールなアンティークを基調とした「レトロ系」は、相性の良い組み合わせです。それぞれに共通する懐古的なおしゃれ感が組み合わさって、ゆったりとした雰囲気が演出されます。 またアンティークに使われる真鍮のレトロな雰囲気は、和室の中にあると新鮮さが出るのでおすすめ。大正ロマンなど、レトロな和洋折衷の雰囲気を楽しめるテーマです。

落ち着いた雰囲気の「和モダン」

レトロよりは少しカジュアルに、近代ヨーロッパ的なデザインと和風が組み合わさった「和モダン」は、近年人気のあるスタイルです。 直線的で、ガラスや金属を主体としたモダンインテリアは、和室の雰囲気に程良いフレッシュ感を演出してくれます。ダークブラウンやロースタイルの家具など、落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめのテーマです。

和室の家具・インテリアをおしゃれにする5つのポイント

家具は圧迫感のないロータイプがおすすめ

和室の落ち着いた雰囲気を生かすには、圧迫感のないロータイプの家具・インテリアがおすすめ。ローソファやローテーブルなど、畳との距離感が近いアイテムの方がなじみやすい特徴があります。 タンスや本棚も背の高いものではなく、横に広いタイプの方が雰囲気を崩しません。和室でごろ寝などを楽しみたい方は、ローテーブルの周りにクッションや座布団を置くのも良いでしょう。座布団の場合は、無地のアースカラーといった万能デザインがおすすめです。

濃い色をと入れて落ち着きのある雰囲気に

白系の漆喰壁や、うす緑の畳がベースの和室には、色の濃い家具・インテリアを置くことで落ち浮いた大人の雰囲気を演出。薄い色に濃い色が組み合わさることで、部屋全体に統一感が生まれ、おしゃれ感がUPします。 レトロ系・和モダンともに、ダークブラウンを基調とした家具・インテリアに統一するのがおすすめです。

木目のあるアイテムをベースにする

和室のメインである畳は、自然素材であるイグサを使用しており、家具・インテリアも木目のあるアイテムと相性が良い特徴があります。全面ガラスや革製のアイテムもおしゃれですが、和室に置くときは避けるようにしましょう。 またソファなどを選ぶときは、革製よりも布製アイテムの方がなじみやすいです。もちろん好みやアイテムの雰囲気にもよりますが、迷ったら参考にしてみてください。

落ち着き派には電球色のライトがおすすめ

落ち着いた雰囲気の和室には、オレンジがかった電球色のライトがおすすめ。パキっとした白系のシーリングライトよりも、柔らかい雰囲気を演出してくれます。夜になったら間接照明で部屋を明るくするのもおしゃれです。 シーリングライトを変更したい方は、吊り下げ式のペンダントライトにすると、天井からおしゃれを演出できます。

畳替えのときには「琉球畳」も検討しよう

もし縁ありの一般的な畳を張り替えるタイミングがあれば、縁なしの「琉球畳」への変更がおすすめです。縁がある畳はどうしても主張が強くなってしまいますが、縁なしの琉球畳であれば自然に洋風なアイテムとなじんでくれます。 琉球畳は角を縁で補強していない分、強度は下がりますが、おしゃれを優先したい方にはおすすめです。

和室をおしゃれにDIYする5つのアイデア

和室をおしゃれ空間にするためには、家具・インテリアを揃えるだけでなく、ちょっとしたDIYに取り組むのも有効です。以下、自分で手軽にできるDIYのアイデアを紹介します。

押し入れをデスク代わりに

近年は公団のリノベーションなどが流行っていることもあり、押し入れをデスク替わりにする方も増えてきました。押し入れをデスクにすることで、ちょっとした大人の秘密基地感も演出できます。 また押し入れは結構広いので、作業スペースとしては十分な広さを確保できるというメリットも。奥にホワイトボックスなどを設置すれば、収納力も抜群のデスクになります。

ふすまをカーテンにして見ためと実用性をUP

和の雰囲気を強めに主張するふすまは、カーテンに取り換えるのもおすすめ。カーテンにすることであか抜けた雰囲気になりますし、通気性が良くなることでカビ対策にもなります。布団や日用品を出すときにも、カーテンでサッと開け閉めできればストレスも溜まりません。 カーテンレールは突っ張り棒などで代用できるので、手軽に和室感を抑えたい方におすすめです。

和モダンな雰囲気を出すならウッドブラインドを

小窓がついている和室であれば、ウッドブラインドの設置がおすすめ。金属製のブランドよりも柔らかく、現代的な雰囲気を演出できます。また障子よりもしっかりと遮光でき、ブラインドの向きを変えて明るさの調節も簡単です。

こざっぱりした壁にはウォールステッカー

こざっぱりとした雰囲気になっているときは、手軽に取り外しできるウォールステッカーがおすすめ。100均やネット通販で簡単に安く手に入るので、試しやすいのが嬉しいポイントです。 漆喰や土壁の場合は設置が難しいので、あらかじめ取扱説明書や表示を確認するようにしましょう。

畳が苦手ならフローリングシート

これまで和室の畳を活かす方法をお伝えしてきましたが、どうしても畳が苦手な方は、フローリングシートで洋室に変えることをおすすめします。 今ではネット通販などで数千円からフローリングシートを購入できるので、部屋の広さを測ってから購入しましょう。

和室に家具・インテリアを置くときの注意点

重たい家具の下には緩衝材を敷く

和室の畳は柔らかい素材なのでソファやタンスなど、重たい家具をおけば簡単にへこんでいたんでしまいます。重たいものを置くときは必ず、緩衝材を敷くようにしましょう。 緩衝材はあまり効果なものではなく、新聞紙や100均の耐震マットなどで十分に機能してくれます。

掃除しやすい環境をつくる

家具やインテリアを設置するときは、なるべく物を減らして、掃除しやすい環境を心掛けましょう。和室の畳は湿気やホコリをためこみやすい性質があります。毎日の掃除機・ほうきがけが大切になるので、家具やインテリアが邪魔になることのないようにしてください。

賃貸なら原状回復を意識したDIY

和室の家具・インテリアや、DIYにこだわるのは楽しいですが、賃貸であれば退去時に現状回復が必須になります。自分で現状回復できない場合は、業者へ依頼することになり、高額な請求が発生することに。 後味の悪い退去にならないよう、DIYするときは原状回復する方法も含めて考えるようにしましょう。

和室には柔らかい雰囲気の演出がおすすめ

日本独自の気候に育まれた和室は、自然と調和するデザインが特徴です。あわせる家具・インテリアも、自然との調和を活かせるよう、柔らかい雰囲気のアイテムをおすすめします。 トレンドの「北欧系」や「和モダン」との相性が良いので、迷っているかたはぜひ取り入れてみてください。

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