iemiru コラム vol.322
子供と一緒にDIY!機能的でおしゃれな子供部屋にしよう!
子供部屋のDIYを考えるポイント
あまりお金をかけず自分の好きなように空間づくりができることで人気のDIY。親子で楽しみながら子供部屋のDIYを行えば、おしゃれで便利な空間になるだけでなく、家族の素敵な思い出にもなります。 一緒にDIYする場合には、子供の年齢や好みによって作業の内容を検討する必要があります。また、作業中は部屋を使用できない、子供が学校に通っていると思うようにDIYが進まない…といったケースもあるため、あらかじめDIYにかかる期間を考慮しておくことが重要です。 本記事では、子供と一緒に楽しめるおすすめDIYをご紹介します!
DIYを行いやすい3つの場所
押入れ
秘密の小部屋のように感じられる押入れは、子供心をくすぐる魅力的なDIYスポット。思い切ってふすまを外し、自由に使えるスペースに改造してみるのはいかがでしょうか。 イスを設置し、押入れをデスク代わりにすれば、実用的な勉強スペースに早変わり!イスを手作りしたり棚をつけたり、壁紙を張っておしゃれな印象にしたり…押入れデスクのアレンジは自由自在です。DIYで子供の好みに合わせたデザインのデスクにすれば、勉強もはかどるかもしれません。 また、上の段をロフトに見立て、子供だけの遊び場にするのもおすすめです。狭い場所や高い場所に隠れるのが好きな子供は多いもの。秘密基地のような雰囲気で、お気に入りのスペースになること間違いなしです。本棚を設置して、「リーディングヌック」と呼ばれる子供専用の読書スペースにしても喜ばれるでしょう。カーテンをとり付けたり、壁紙を張ったり、上の段にのぼるためのハシゴや落下防止用のフェンスをいっしょに手作りしたりと、作業の難易度が幅広いのもポイント。子供の年齢によってまかせる作業をチョイスすることで、親子で楽しみながらDIYを進められそうですね。
窓際
光が差し込む明るい窓際は、活用しがいのあるスポットです。窓辺の壁に板を垂直になるようとり付け、その下にイスやスツールを置けば、バーカウンターのようなスペースに。子供がお絵かきしたりおやつを食べたりする便利なテーブルがわりになります。 あまり頻繁に開閉しない窓であれば、飾り棚を設置するのもおすすめです。お気に入りの小物を飾る場所にすれば、子供にとってもお気に入りのスポットになりそうですね。 また、窓枠を木製のものにするDIYも大人気です。窓の枠に合わせたサイズで組み立てた木材をはめ込めば、イメージがガラリと変わるはず。子供部屋の雰囲気がぐっとおしゃれに可愛くなります。本格的な工事でアルミや樹脂のサッシを木製のものに交換するとなれば費用が心配になりますが、自分で作業すれば低コストで大きくお部屋の印象を変えることが可能です。元の窓枠とぴったり同じサイズではめ込むだけなら傷もつかないので、賃貸のおうちでもOKなのが嬉しいところ。 窓の上から格子状になるよう角材を組み立てて設置すれば、防犯性もアップします! 「窓辺が寒くてつらい!」という場合には、DIYで内窓を設置すれば窓が二重になり冷気を遮断する効果が期待できます。既存の窓に合わせて木材で枠を作り、そこに断熱効果のあるプラダン(プラスチック製の段ボール)やポリカーボネートと呼ばれる板をガラス代わりに設置する方法が一般的です。窓とのサイズが合えば、百円ショップ等で入手できるフォトフレームを格子状に組み合わせて窓枠代わりに利用するのも良いアイデア。センスの光るお部屋になるだけでなく、断熱性がアップするため電気代も節約できる、まさに一石二鳥のDIYです。
階段
二段ベッドやロフトがある子供部屋なら、オリジナルの階段やハシゴをDIYしてみるのも楽しいでしょう。カラーボックスや木材を組み立てれば意外と簡単に作ることが可能です。木材がたくさん必要な場合には、先に設計図を作成し、ホームセンターで要望を伝えてカットしてもらうと、その後の作業がスムーズです。階段やハシゴは体重がかかる場所なので、「厚みのある木材を利用する」・「補強金具をつける」等、しっかりと重みに耐えられるよう対策しましょう。また、落下防止のために手すりを設置したり、足元に滑り止め防止シートを張り付けたりすれば、安心感がアップします。階段下のスペースは収納としても有効活用できるのがうれしいですね。
DIYで大活躍!カラーボックスの活用方法
DIYで大活躍するお役立ちアイテムといえば、「カラーボックス」。そのままシンプルに収納ボックスとして使っても便利ですが、その他にも色々な使い道があります。子供といっしょにDIYを楽しむための、カラーボックスのさまざまな活用方法をご紹介します!
子供が小さいうちは専用の机にも
自分だけの部屋、自分だけの机、自分だけのイス…。子供にとって、「自分だけの●●」を持つことはとてもうれしいもの。子供が小さいうちには、カラーボックスを置くだけで専用の机として大活躍します。机の上でお絵かきしたり、積み木をしたり…。それぞれの自由な遊び方で楽しめるスペースになるでしょう。好きな色のペンキを塗ったり壁紙やリメイクシートを張ったりして、オリジナルの個性あふれる机にするのも良いですね。カラーボックスを2セット用意し、その間に木材の板を渡すようにして設置すれば、成長した子供にも使える高さになります。子供が体重をかけたときに壊れる危険がないよう、使用前には必ず大人が板やカラーボックスの強度をしっかりと確認しましょう。空間部分にバスケットなどを入れておけば、子供用のおもちゃ箱や洋服の収納スペースとしても活用できます。
扉をつけて秘密の収納棚へ
カラーボックスに扉をとり付けてみると、中身を隠せる収納棚に大変身!宝物を入れる秘密のボックスとなれば、きっと子供も大喜びです。扉にはベニヤ板やコルクボードなどの材料を選びましょう。DIY全般にいえることですが、失敗しないためのポイントは、寸法をしっかりと測ること。蝶番(ちょうつがい)でカラーボックスに扉を設置する際には電動ドライバーがあると便利ですが、先にキリで穴を開けてからネジを絞めることにより手作業でも取り付けが可能です。扉面におしゃれな取手や金具をつけたり、塗料で色を塗ったりすれば、より本格的な家具らしい雰囲気になりますよ。
横に並べてベッドorソファーへ
カラーボックスをいくつか並べれば、子供用のベッドやソファーの土台としても活用できます。カラーボックスには棚板を動かすことのできる可動式のものと、棚板が固定されたものがあります。DIYに利用する場合、棚板が固定されているタイプのほうが重さに強くおすすめです。ベッドやソファーの土台として使うときには、カラーボックスの収納面(物が入れられる面)を上にしたほうが耐久性は高くなります。 ベッドとして利用する際には、カラーボックスを並べた上にすのこを設置し、さらにマットレスや布団を置けばシンプルなベッドの出来上がり!布団やマットレスにはシングル、セミダブル、ダブルなどサイズがあるため、事前に寸法を確認するのが重要なポイントです。カラーボックスにもさまざまなタイプがあるため、希望の布団・マットレスのサイズから必要なカラーボックスの個数や大きさを計算し、ベッドの土台として最適なものを選びましょう。また、寝ている間には汗をかくため、湿気対策は必須です。カラーボックスは湿気に弱いため、除湿剤や除湿シートを置くなど対策をとりましょう。 ソファーを作る場合も同様に、好みのサイズになるようカラーボックスを並べ、その上に木の板やすのこを設置すればOK!クッション等を置いて、親子いっしょにくつろげる癒しのスペースにしましょう。
耐久性には要注意!
カラーボックスをDIYに利用する上で注意したいのが耐久性の問題です。カラーボックスで作った家具はどうしても、市販のものと比べれば強度や耐久性が低くなりがち。木材等でしっかり補強する、補強金具をとり付けるなどの対策を講じることで、強度を上げることができます。もしくは、ベッドやソファーとして利用するのは子供が小さい頃限定にして、成長した後には収納として利用するという方法も。子供が実際に利用する前には大人がきちんと耐久性をチェックするようにしましょう。
子供部屋のDIYをより楽しむポイント
子供と一緒に作業をする
親子でいっしょに楽しむDIYは、子供の成長を感じられる良い機会にもなります。少しだけ難易度の高い作業をお願いし、自分でやりきったという達成感を覚えさせるのも子供にとって良い経験になるはず。子供は大人と比べ力も弱く細かい作業が上手にできないため、作業時は大人が目を離すことなくフォローするのが大切です。
DIYの主導を子供に任せる
DIYの主導権を子供に握らせることで、頭や心の成長を促す効果も期待できるかもしれません。自分の頭で考え、行動する力を身に付ける練習にもぴったりです。DIYを通じて、机の上の勉強とはまた違う新しい学びを発見できるでしょう。自分でできた!という経験は、子供の自信にもつながります。
子供部屋のDIYは一緒に楽しくが重要ポイント!
子供と一緒に行うことが大切
子供部屋がおしゃれで便利な空間になるだけでなく、親子のコミュニケーションを増やすこともできる、まさに良いことづくしのDIY。子供の年齢や成長に合わせDIYの内容を選んだり、作業内容を検討するのが上手く進める秘訣です。しかし、何より重要なポイントは親子一緒に楽しみながらDIYすること。普段の生活ではなかなか経験する機会がないような作業を通し子供の成長を感じられる、充実した時間になること間違いなしです。家族の心に残る思い出作りの一環として、DIYを活用してみるのも良いでしょう。 現在は百円ショップやホームセンターでもDIY用の便利なグッズがたくさん販売されています。また、あらかじめ作業の下準備がされた状態で販売しているDIYキットを活用すれば、気軽にスタートすることも可能です。まずは子供と一緒に、どんなDIYにトライしたいか相談してみてはいかがでしょうか。
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