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iemiru コラム vol.337

壁紙リフォームで後悔する人続出!?失敗しないための知識を身に着けよう!

壁紙リフォームで部屋の雰囲気を一新!

いつもの自宅が違った雰囲気に

部屋の中で大きな面積を占めている「壁紙」。だからこそ、壁紙を新しくすると部屋の印象をがらりと変えることが可能です。コストをあまりかけずに室内を新鮮な雰囲気にできるという点が、壁紙リフォームの大きな魅力といえるでしょう。

リフォームを後悔する声も

そんな壁紙リフォームですが、実は「思っていたイメージと違う!」・「他の部分となじまず浮いた印象になってしまった…」など、後悔の声も多いようです。 そこで今回は、壁紙リフォームにありがちな失敗例や後悔しないためのポイントをご紹介します!

壁紙リフォームで後悔!?その失敗とは

雰囲気が変わらない

意外と多いのが、「リフォームしたのに前と印象がほとんど変わらない!」という失敗談。ほとんどの方は、部屋のイメージを一新しよう!と意気込んで壁紙をリフォームします。ですが、どの壁紙にしようかと検討を重ねるうちに、ついつい以前と似たような色やデザインものを選んでしまうケースが多いようです。色や柄を大胆に変えるのは不安…という場合には、地模様の入ったものを選ぶとそれだけでも大分イメージが変わるのでおすすめです。

古い部分が浮いてしまった

壁紙が新しくなったせいで、他の部分(窓枠や家電類、カーテン等)の古さが目につくようになってしまった!という例もよく見受けられます。リフォームの場合、古びた部分を悪目立ちさせてしまう真っ白な壁紙は避けたほうが無難です。ベージュやクリーム色、少しくすんだ色味の壁紙を選んだほうが、比較的なじみやすくなります。また、床の色とのバランスにも配慮しながら壁紙を検討しましょう。

デザインが奇抜すぎた

好きな柄・色を選んだのに、なんだか派手で落ち着かない部屋になってしまった…という失敗もよくあるパターン。ウェブや写真だけを見て選ぶのではなく、壁紙のサンプルを取り寄せて色や柄、質感をしっかりと自分の目と手で確認することは非常に重要です。 さらにいえば、小さなサンプルの壁紙を見るのと壁一面に張られた状態で見るのとでは、印象は大きく異なります。小さい面積で見ると華やかな印象だったのが、壁全面に張られるとなんだか派手すぎて落ち着かないと感じることも。できるだけ大きめサイズのサンプルを参考にしたり、経験豊富な業者に理想のイメージを話してアドバイスをもらいましょう。 壁紙の柄にもよるのですが、模様のサイズはとても重要で、小さな部屋には小さな模様、大きな部屋には大きな模様を選ぶとなじみやすくなります。物の多い場所に対して柄の細かい壁紙を選ぶとごちゃごちゃした印象を強めてしまうため、避けたほうが良いでしょう。 大胆な色味やデザインの壁紙をとり入れたい!という場合には、一面だけにアクセントとして目立つ壁紙を選べばぐっとお洒落なイメージに。他のインテリアなどを単色でまとめれば、悪目立せず洗練された空間になります。 壁紙を選ぶ際に、色の効果をとり入れるのも良いアイデアです。一般的に、赤やオレンジといった暖色系の壁紙を選べば暖かい印象に、青やグリーンなど寒色系を選べば落ち着いた印象になります。インテリアとの相性を考えながら、その特性を活かした色遊びを楽しみましょう。

リフォーム費用の落とし穴

表記によって合計価格が変化する

業者からの見積もりを確認する際に注意すべきポイントが、単価の表記方法です。壁紙単価の表記方法として、主には「メートル単価(m)」と「平米単価(㎡)」の二種類が用いられています。 「メートル単価」では、必要な壁紙の面積をメートル数で表記します。貼る前の壁紙は、幅90cmの大きなトイレットペーパーのような状態で、そこに1mを掛けた0.9平米(㎡)分が単価となります。それに対し「平米単価」では、1平米(㎡)あたりの費用を表記します。 ●メートル単価 0.9m×1m=メートル単価(0.9㎡あたりの金額) ●平米単価 1m×1m=平米単価(1㎡あたりの金額) 壁紙リフォームの単価については、パッと見で割安な印象を与えやすい「メートル単価」で表記している業者が多いようです。 (例) ●業者A:1,000円/㎡ ●業者B:1,000円/m 上記のように、二つの会社がそれぞれ平米単価(業者A)とメートル単価(業者B)で見積もりを表記していて単価が同じだった場合、結果的に平米単価(業者A)のほうが安くなります。数社の見積もりを比較する際にはその点にも注意しましょう。 壁紙リフォームの費用を計算するには、張り替える壁の総面積を算出後、 窓やドアといった開口部を引き算し、必要な壁紙の面積を出す方法が一般的です。 また、最近は「6帖●円!」という床面積に基づいた一律料金で壁紙リフォームを案内している業者が増えています。畳1枚分の面積が1帖(=1畳)です。このように床面積で料金を提示している業者の場合、天井が高い部屋でも同じ料金なのかどうかを確認しましょう。天井が高ければその分壁の面積も広くなり、それに伴い必要な壁紙の面積も広くなるため、例外的に費用がアップする可能性があります。どこまでが一律料金に含まれているのかを事前に問い合わせ、トラブルを未然に防ぎましょう。 どの業者の見積もりに関してもいえることですが、記載されている金額に天井面の分も含まれているか、壁のみを張り替える値段であるのかを確認することも重要です。

壁紙の価格は一律じゃない

ひとくちに壁紙といっても、デザインや機能性によってその単価は異なります。凝ったデザインのもの、防臭効果があるもの等さまざまなタイプが用意されているため、部屋の用途や家族構成、ペットの有無をふまえて検討しましょう。最近では、傷や汚れがつきにくい、調湿効果がありカビが生えづらい、アレル物質の働きを低減させる効果があるなど、暮らしの質を向上させる機能性の高い壁紙も販売されています。

複数社から見積もりを手に入れよう

いざ業者から見積もりをもらっても、その金額が妥当かどうかの判断は難しいもの。ですから、リフォームの際には必ず複数社から見積もりをもらうようにしましょう。金額や内容を比較検討することで、良心的な業者が見つけられるはずです。会社によっては壁紙張り替え代金以外にも費用がかかるケースもあります。養生費・下地処理費・荷物移動費・廃材処分費・職人出張費など、張り替え料金以外の費用についてどこまで見積もりに含まれているのか事前にしっかりと確認しましょう。

壁紙リフォームを成功させる3つのコツ

部屋全体を張り替える

壁紙のリフォームをする際に、全面ではなく汚れやキズのある箇所だけを交換したい!と思う方も多いようです。しかし問題は、壁紙の一部だけを新しくするとその部分だけ浮いた印象になってしまいがちなこと。最終的にあらためて壁全面をリフォームするはめになったというケースも多いため、始めから全体を張り替えるのがリフォーム成功への近道といえるでしょう。 同様に、壁紙のみをリフォームして天井はそのままだと天井の古さが際立つようになる場合も。リフォームの際には天井面も壁紙と合わせて張り替えしたほうがベターです。また、リフォームの際には職人の出張費が別途かかる場合が多いため、一度に施工すれば無駄な出費を抑えることができます。

家具や家電の新調も検討する

壁紙が新しくなったことで、古い家具や家電の色あせや黄ばみが目立つようになってしまった…という事例もあります。壁紙を選ぶタイミングで既存の家具・家電とのデザイン的な相性をよく考えることは重要ですが、せっかくなので同時に家具や家電を新調するのも良いアイデアです。壁紙のリフォーム時には、大きな家具を移動したり家電を取り外したりといった手間がかかり、その作業を業者に依頼すれば費用が余分にかかります。壁紙を張り替えてしばらく経ってからあらためて家具や家電を移動させるとなると、二度手間になり後悔する可能性が高まります。エアコンや冷蔵庫を新調する場合は特に、交換前後でサイズが違うと設置跡が目立ち気になってしまうことも。それらを考慮すると、壁紙の張り替え時は新しい家電等を購入するベストタイミングかもしれません。

業者選びに力を入れる

壁紙張り替えの経験が豊富な業者に施工をお願いするのがリフォーム成功の秘訣です。壁紙の場合、サンプルだけを見て選ぶと仕上がりをイメージするのが難しいという点もふまえ、的確なアドバイスをしてくれる業者にお願いするのがおすすめです。 壁紙の特性を熟知していて、施工後の注意点などについてもきちんと説明をしてくれる経験豊富な業者に相談・依頼することで、リフォーム後のトラブルを最小限に抑えることができます。デザイン面での助言はもちろん、部屋の用途に合わせ機能性の高い壁紙をコーディネイトしてくれるような、提案力のある会社を見つけられればより安心です。小さな子供やペットがいる部屋には傷つきにくく汚れを落としやすい壁紙、アレルギー体質の方がいる家ならアレル物質を抑える壁紙など、柔軟にアドバイスをしてくれる業者もあります。

素敵な壁紙を張り替えて心地よいリフォームに

新しい雰囲気が心を前向きにさせる

長い時間を過ごす自宅だからこそ、おしゃれで快適な状態をキープできれば自然と気分が良くなるものです。壁紙のリフォームはまさに、部屋のムードを一新させる救世主といえるでしょう。家に帰るのが楽しみになったり、部屋の中で過ごす時間が快適になったりと、リフォーム後にはきっと素晴らしい世界が待っています!

失敗しないために最大限の注意を

一生のうちにそう多くはないリフォームの機会。失敗しないために、準備や下調べは万全に行いましょう。また、安心して相談できる、頼りになる業者を見つけるのは何より重要なポイントです。いつもの部屋が自分にとって一番のお気に入りスペースになるような壁紙リフォームを目指しましょう!

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