iemiru コラム vol.373
【連載】夫婦で叶える理想の家づくり vol.1
思い立ったが吉日?!
結婚ラッシュ・出産ラッシュ・不動産購入… 人生色々ですが、やっぱりこういうことってタイミングが重なりがちですよね。 30代後半の私夫婦の周りでは結婚ラッシュがひと段落して、出産・不動産購入の報告が相次いでいました。 が、私たち夫婦の場合は夫が転職したばかり、さらにお恥ずかしながら夫婦の貯金もほとんどなく…。 新居祝いのついでなどに友人らから不動産の購入を勧められたりしても「私たちにはまだ早いかなー。」なんて流していました。
そんな中のとある休日。 休日出勤していた夫から「今日は早く帰れそうだからたまには外で待ち合わせしよう」とお誘いがありました。 指定されたのは横浜駅から少し離れた初めて降りる駅。
なぜこんなところで待ち合わせ?と少し不審に思いつつ夫と合流。 夫から開口一番「ちょっと家見たいからつきあって。」と言われました。 この時に初めて本日の目的を告げられ、急にどうしたのか聞いてみたところ「なんとなく家買おうかなーって思った。」との回答。「なんじゃそりゃ?!」という気持ちでしたが、不動産屋さんと待ち合わせの時間が迫っているとのことだったのでひとまず同行しました。
初めての内見
初めての内見は中古マンションの一室でした。 エントランスで不動産仲介業者の営業さんと待ち合わせをして、物件の案内チラシをいただきました。 ファミリータイプで広さはあるのですが、築年数が経過しているため価格は2000万円ちょっとの比較的リーズナブルな物件でした。 物件の簡単な説明の後、部屋に案内してもらいました。 部屋の中は、前の持ち主の方がすでにお引越ししていて家具などは一切ない状態だったのですが、リフォームなどがされていない状態だったので、なんとなく生活感が…。 築年数は経過しているもののマンションのエントランスは普通にキレイで、お部屋にも少し期待してしまっていたため正直ガッカリ…。 営業さん曰く「室内はリフォームしてしまえば相当綺麗になりますよ!」とのことでしたが、この時が内見の初体験の私たちにはリフォーム後の室内をイメージすることはできませんでした。 内見後、アンケートの記入などもあるからとのことで不動産屋さんへの来店を勧められましたが、強引な勧誘をされたらどうしよう…と不安があって、来店はお断りしました。 もっとしつこく店舗に誘導されるかな?と思っていたのですが、案外とあっさり了承いただき、良い物件があればまた連絡してもらうということで解散になりました。 初めての内見は、”いきなり始まり、あっけなく終わった。”という感じでした。 数年経ってからこの日のことを話したことがありますが「買おうかなーとふと思った時にたまたま時間があって見に行っただけ、そんなもんだよ。」と夫は申しておりました。 よく女は現実的と言いますよね。当時、私もまさに勤続年数や収入・貯蓄などを考え現実的に「今はまだ無理!」と、思っていましたが、夫にはそういったことは関係なかったようです。これは男女差なのか個体差なのか…。 きっかけはどうあれ一度内見に行ったことで、まだ無理!と思っていた私の気持ちが不思議と前向きな気持ちに変化しました。 もしパートナーの方が乗り気ではない場合、一度内見に誘ってみるのもありなのかもしれません?! 私のように案外簡単に気持ちが傾くかもしれないですよ?!
趣味、内見
私たち夫婦の場合、初めて内見に行った日から新居を契約するまで1年間以上掛かりました。長かったです…。 どういう家が欲しいという明確なイメージもなく、さらには住宅ローンが組めるのかも怪しい状態。 冷やかし?と思われてもしょうがないような状態で中古・新築のマンション・戸建て、あと更地などあらゆる種類の物件を相当な数、見てまわりました。 休日はもちろん、平日でも良さそうな物件があれば外観だけ見るためにおおよその住所を頼りに物件を探しに行ったりもしました。暗くなった住宅街をウロウロしているなんて今思えば怪しすぎる二人ですね。 長い期間掛かりはしましたが、ドライブついでウォーキングついでという気持ちで臨んでいたので、意外と楽しい時間を過ごせたと思います。 内見に行ったらちょうど桜満開でそのまま現地でお花見したこともありました。
他にも近くにビール工場があったのでそのまま工場見学してみたり、花火大会がやっていたり、美味しいラーメン屋さんを発見したり、本当に趣味=内見という感じでした。
実際に現地を訪れてみると物件・地域の細かなことや雰囲気など、インターネットではわからない小さな発見もたくさんあります。 私の場合は現地に行ったら必ずスーパーに寄っていました。 スーパーの品揃え・価格・鮮度までは物件の広告やインターネットでは確認できないですし、実際にスーパーに行ってみると地域に住む人の雰囲気もなんとなくわかる気がします。 他にも、道路の幅やガードレールの有無、街頭の数や明るさなど…細かいけど気になるっていうことがいくつも出てきました。 家自体は非常に良いのだけど周辺環境が合わなかったこともありました。 家はとても気に入ったので迷ったのですが、結果的にはやはりそこにしなくて良かったなと思っています。 あと良かったことといえばこの1年たくさん歩いたのでダイエット効果がありました!私にとって1番の成果だったかもしれません?! 私たちの場合は見すぎだったかなとは思いますが、気になる物件はとりあえず現地に行って見てみる!ということは自信をもってお勧めします。
vol.2 はこちら
「iemiru(家みる)」について
本メディア「iemiru(家みる)」では、住まい・家づくりに関するお役立ち情報を配信しております。 また、今すぐ行ける開催情報を数多く掲載していますので、是非こちらからご覧ください!
>> 全国の今すぐ行ける開催情報はこちらまた、このメディアは皆さんの「一生に一度の買い物だから後悔したくない!」という想いを叶えるために作られたメディアです。 私たちが何故このメディアを作ったか知りたい!という方は是非こちらからご覧ください。
>> 「マイホーム」は一生に一度の買い物なのに満足してない方も多い...そんな悩みを無くしたい。