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iemiru コラム vol.404

リフォームの基本!?フローリングの張替えを徹底解説!

我が家も長年住んできたけれど、そろそろリフォームしたいな…と思うこと、ありますよね。フローリングの傷や汚れが目立ったり、ワックスが取れてしまったりしていませんか?床はお部屋の雰囲気を決める重要な部分。でも、床のリフォームってどうやってやるのかよくわからない、という方も多いはず。 そこでこの記事では、フローリングのリフォームの方法、タイミングなどをそれぞれ解説していきます。リフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

フローリングのリフォームは大変!?

フローリングのリフォーム方法は「張替え」と「上張り」の2種類があります。それぞれメリット、デメリットがありますが、どちらにしろお部屋の家具などを全て移動しなければなりません。少しずつ移動しながら工事をすることもできますが、手間や時間がかかってしまうのが難点です。 当然工事期間はその部屋は使えませんので、その間別の部屋を使うのか、それともしばらく家を出るのかを考えておかないといけません。リビングなど広いところの張替えだと、ちょっと大変ですよね。

大掛かりな工事が必要になる?

フローリングのリフォームは、今あるフローリング材をはがして新しい床材を張っていくのが基本の方法です。床材の下地に接着剤や釘で固定されているものを剥がしますので、その下地ごと取替えになってしまいます。そのため範囲によっては数日かかり、また下地の材料代もかかってきます。 もうひとつ、上張りというリフォーム方法もあります。こちらはいまある床材の上から新しくフローリングを張る工法。お部屋や床の状態にもよりますが、こちらのほうが下地の取替えもなく施工期間も短くなります。 下地から剥がしてのリフォームになると、内装工事の中では大掛かりなものになります。金額や日程を施工業者とよく話し合って実行したいですね。

下地によって費用も変わる

マンションの場合、木下地がなくモルタルにそのまま接着剤で張ってあるフローリングもあります。直張りタイプと言って、こちらも下地の施行が必要なく材料代が安くなります。 ただし直張り専用のフローリングが必要ですので注意しましょう。マンションによっては防音の性能規定を決めているところがありますので、マンションの規約などをしっかり確認してフローリングを選んでくださいね。 木の下地を組む場合は、その分の材料費、手間賃が上乗せされます。そのほか、床暖房がついているなど特殊な場合も費用が変わってきます。リフォームを考えているお部屋の床下がどうなっているか、調べてもらうのも重要です。 メリットとしては、床板やその下も剥がして点検できるので、まとめて色々なところをリフォームしようと思っている方は、この際ぜひチェックしてみてください。

リフォームを考えるタイミング

では、どういったときにフローリングのリフォームを検討すればいいのでしょうか?頻繁にリフォームできない箇所だからこそ、タイミングを考えてやりたいですよね。それぞれの例を見てみましょう。

傷やヒビが目立ってきた

床は毎日人が歩いたり、荷物や家具が置かれたり移動されたりするところ。もちろん、どんなに気をつけていても傷などはついてしまうでしょう。ワックスが取れて塗りなおすこともありますが、それだけでは傷は隠しきれません。日常生活でついてしまった傷や、温度変化などで入ってしまったヒビなどが目立ってきたらリフォームのタイミングです。 傷やヒビは怪我の原因にもなります。傷隠しや修繕で応急処置もできますが、年月もたっているなら張替えを考えたいですよね。

他のリフォームに合わせて

家はだいたい建築してから10年くらいが何かしらリフォームのタイミングです。間取りを変えるなど大掛かりなものから、古くなってきたキッチン、お風呂の取替えなどを検討する場合もあるでしょう。 こういった、他のリフォームに合わせてフローリングの取替えも行えば施工費も節約になる場合があります。また、時期をずらして別々にするより工期も短く済むのでおすすめです。キッチンとリビングが地続きの間取りなら、キッチンとコーディネートした床を選ぶのもいいですね。

家族に変化が起きた時

例えば、一緒に住む家族が車椅子になったり、介護のため畳のお部屋にベッドを入れることになったりしたら、段差のないフローリングへリフォームする必要がありますよね。 また、子どもが生まれたときも、せっかくなら手触りのいい無垢材のフローリングに変更したい!と思う方もいるのではないでしょうか。 住んでいる家族に変化があったとき、家族が増えたときはリフォームの考え時です。バリアフリーにするのはもちろん、家族みんなが暮らしやすいように計画したいですね。

3種類のリフォーム方法と特徴

それでは、改めてフローリングのリフォーム方法を見ていきましょう。ここでは3種類の方法とその特徴を解説していきます。

張替え

現状のフローリング材、下地材全てを取り替えるのが全面張替えです。下地から取替えになりますので、施工期間、材料代共に長く・高くなります。ただ、メリットとしては床下の点検が一緒に出来ること。長く住んでいらっしゃるならこれを期に見てみるのをおすすめします。 マンションなどの場合、下地材なしの直張りのものが多いので、リフォームする際には専用のものを選びましょう。マンションの規約のチェックも忘れずに。下地がない方がもちろん工期は短くなります。

上張り(重ね張り)

文字通り、今あるフローリングの上から、重ね貼り用のフローリングを施工する方法。今の床の上からそのまま貼るので少し厚みが出ます。したがって、入り口などに段差ができる場合があります。 また、掃出し窓との間にも段差が出る場合がありますので、検討の際にはどこに段差ができてしまうのか、隠し方をどうするのかをしっかりチェックしましょう。同じく巾木にも干渉してきますので、巾木の取替え、壁紙の取替えなど予定外のリフォームになってしまう可能性もあります。

畳からの張替え

畳からフローリングへと替えるリフォームもありますよね。畳とフローリングでは厚みが違いますので、他の部屋とフラットに仕上げるには床を少し上げる必要があります。 こちらも下地からやりなおし、もしくは下地の合板などを重ね貼りした上での施工になるので材料費がかかることを念頭におきましょう。

フローリングリフォームで丸ごと心機一転!

使いやすく見た目が美しく変わる!

リフォームをすれば、床の段差をなくす、畳の部屋をフローリングにするなどが可能です。長年使ってきてワックスが取れ、傷だらけになってしまったフローリングもきれいになり、気分も変わりますよね。お部屋の雰囲気を変えるために今までとは違った樹種や色みにするのも楽しみのひとつです。 材料も無垢材や汚れに強い材料などが各メーカーからたくさん出ているので、使いやすく気に入ったものを選びたいですね。

事前に費用や工程を細かくチェックしよう

しかし、今あなたが住んでいる床の状態、部屋の種類によっては工事が大掛かりになることも。下地からやり直しする工事なのか、住みながらの施工は可能か、費用はどれくらいかかるのか。しっかり工程をチェックし、必要ある工事なのか、短縮・節約できないのかなどを検討しましょう。複数の工務店などに見積もりしてもらうのもおすすめです。 フローリングのリフォームで、住み慣れた我が家をリフレッシュしてみませんか?

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