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iemiru コラム vol.419

失敗しない家づくりのためのチェックシート!

これがなくては始まらない!家づくりに必要な資金について

人生最大の買い物と言われる家づくりおいて、お金の問題はつきものです。工務店などに支払う家本体の建築費用や設計料はもちろんのこと、税金や引っ越し費用、はたまた家具購入など何かとお金がかかるものです。

家づくりに必要な資金の調達方法をチェック

一番お金が必要となるのが家本体です。建築費用や設計費用を自己資金で全て賄えるようであれば、それほど心配もいりません。しかし、大多数の方が金融機関などから借り入れを行って支払うのではないでしょうか。 金融機関が取り扱う住宅ローンには実にさまざまな種類があります。そこで、住宅ローンの基本的な知識と選ぶ場合のチェックポイントを何点か説明したいと思います。 まずは、住宅ローンの返済方法です。 ローンにおける返済方法には、毎月一定の返済額となる「元利均等型」と、毎月の返済額のうち元金の額が一定の返済額となる「元金均等型」の2種類があります。 住宅ローンなどの貸付金には金利というものが発生します。住宅ローンの金利には、銀行などと融資を契約した時の金利で固定される「全期間固定金利型」と、契約時に決められた年数まで一定で、定められた年を迎えると金利の見直しが行われる「固定金利期間選択型」、そして、定期的に金利の変動がある「変動金利型」があります。 ひと昔前は、住宅金融支援機構などが取り扱っている「フラット35」などの「全期間固定金利型」や「固定金利期間選択型」で借り入れする場合が多く見受けられました。昨今では低金利を受けて、「変動金利型」が主流になっています。しかし、現在の低金利時代がいつまでも続くとは限りませんので、見極めが重要となります。金融機関の担当者やファイナンシャルプランナーなどとよく話し合いましょう。 また、借入金は家や土地の費用のみではなく、印紙税や登記費用、火災保険や地震保険、地鎮祭などの諸経費も組み込んで考えましょう。 ここでのポイントは以下の通りです。 ●住宅ローンには「元利均等型」と「元金均等型」がある
●金利には「全期間固定金利型」、「固定金利期間選択型」、「変動金利型」がある
●最近は「変動金利型」が主流
●借入金には諸経費も組み込む

資金の返済スケジュールをチェック

実際に金融機関から住宅ローンなどで資金を調達した後には、借り入れした額と金利を返済していく義務があります。 返済計画を立てる上で一番重要なことは、住宅ローンを返済しても家計の収支は黒字計上にするということです。もちろん住宅や土地に係る固定資産税や修繕費なども考慮しながら返済と積立を考える必要があります。 住宅購入以外で大きな資金が必要となるものに、子供の進学費用と退職後の資金調達があります。これらの大きな出費に備えた返済スケジュールを組み上げることが、非常に重要となります。 返済スケジュールを短くし、住宅ローンの金利支払い分を軽減する方法として、「繰り上げ返済」を行うことも有効です。ただし繰り上げ返済した場合は、金融機関により手数料がかかりますので、その金額も考慮して繰り上げ返済を検討する必要があるでしょう。 ここでのポイントは以下の通りです。 ●家計が黒字になる計画を
●繰り上げ返済では手数料もチェック

満足度100%を目指して!希望する家の形を決定するために

次に、自分が満足する住まいを手に入れるためにはどういった部分に注意する必要があるかについてご説明します。

家族の希望とライフスタイルをチェック

家づくりにおいて重要なポイントの一つが、「住まいの中で家族がどういった動きをするか」です。自分や家族のライフスタイルにあった住まいをイメージしてみてください。 まずは、木造の温かい家にするかモダンな鉄筋コンクリート造にするか、などのおおまかなコンセプトを決めます。 その上で、リビングに子供の勉強スペースが欲しい、着替えもできるウォークインクローゼットが必要など、自分たちが生活で本当に重要な要素を考えることが重要です。 ここでのポイントは ●ライフスタイルのイメージをする
●コンセプトを決める
●重要視するポイントなどを具体的に考える

後で揉めないように!具体的な家の間取りをチェック

部屋数や和室の有無など具体的な間取りを検討する場合、自分たちの考えと必要性を整理しておく必要があります。 トイレの数やパントリーなどの設備は流行に流されるのではなく、本当に自分たちの生活に必要かどうか見極めて設置することが重要です。 他にも、子供部屋に関しては最初から2部屋設けなくても、広めに作った1部屋を後から間仕切りで2部屋にするという方法もあります。子供が巣立った後の部屋の使い道も考える必要があるかもしれません。 後で揉めることがないように、しっかりと話し合いをしておきましょう。 ここでのポイントは ●設備の必要性
●今と将来の使い道も考慮
です。

面倒なんて言わないで!生活の快適さを決定づけるコンセント

意外と見落としがちなポイントに、コンセントの数や場所があります。 生活する中でコンセントはそれぞれの場所に必要となる場面が多く、実はコンセントを増設する人も少なくありません。 また、ブレーカーの取り付け位置も重要です。 ブレーカーを分かり難い場所や高所に設置してしまうと、夜など暗い時間にブレーカーが落ちてしまった場合に困ってしまうなんていうことも良くあります。ほかにも、照明スイッチの数や位置にも配慮することをおすすめします。 実際の生活動線をイメージして、数や位置を決定するよう心掛けて下さい。 ここでのポイントは ●コンセントの数や場所は重要
●実際の生活動線をイメージする
です。

万が一に備える!防犯に関わる項目をチェック

最後に、防犯対策も非常に重要なポイントです。外部からの侵入を見越した窓の位置や機能にしたり、ご近所から家の周りが見通せる壁の高さにしたりするなど、防犯に配慮した設備を考えましょう。

どんな土地に住む?家を建てる土地について

家づくりを始める時に最初に考えるポイントの一つに「どこに住むか」もあります。そうした場合、どういったことに目を向けて土地を検討していけばよいのでしょうか。

どこに建てる?敷地選びのポイント

土地選びに際しては、建ぺい率や容積率、さらには面する道路の広さなどが建築基準法により定められていますので、それらの規定にそった中で家づくりを行う必要があります。 また、土地には「河川より低い土地」や「傾斜がある土地」、「もとは田んぼなどで地盤が弱い土地」などさまざまな形状があります。場合によっては地盤改良なども必要で、その場合は別途費用が必要となりますので、そういった点も良く調べた上で選ぶ必要があります。 専門的知識なしでは判断が難しいポイントなので、信頼できる業者を選んで相談することも重要になってきます。 ここでのポイントは ●建ぺい率、容積率、面する道路の広さなどに規定がある
●土地の形状には注意する
●信頼できる業者に相談する
です。

どんな街に住む?周辺環境もチェック

周辺の環境というのも、土地を決める際の重要なポイントです。陽当たりを遮る建物などは無いか、家と面している道路の交通量や騒音と振動、地域の治安、さらにはゴミ置き場の位置など生活する中で不快に感じる部分が無いか良くチェックしましょう。

家づくりの肝!失敗しない業者選びのためのチェックシート

家づくりの肝ともいえるのが、業者選びを失敗しないことでしょう。一概に建築業者といっても、ハウスメーカーや工務店、ビルダーなど様々です。そして、それぞれに特徴があります。 ハウスメーカーは、今まで培ってきた企業としての知識があります。さらに、他の建築業者に比べて倒産の可能性が低くなりますので、アフターフォローなどで不安を感じる必要がないかもしれません。 工務店やビルダーはその地域環境や気候などの知識があり、地域に根付いた家づくりを行うことができます。また、現場などで少し気になる点などがあれば、手直しなども比較的容易に行ってくれるでしょう。

信頼できる業者を見極めるにはここをチェック

数多い業者の中から信頼できる業者を選ぶ時のポイントは、「担当営業が誠意を持って、自分たちの希望をくみ取ってくれるか」、「提示した見積もりなどに対して細かく説明を行えるか」などがあります。約束した書類や話を忘れる、質問内容に迅速に回答できないなどは、もってのほかです。 また、「売りたい商品を売るのではなく、自分たちの家づくりに合った提案をしているか」なども重要です。 同時に、建て終えた後のアフターフォローの内容などもチェックしてみて下さい。 ここでのポイントは ●担当営業の誠実さ知識
●自分たちに合った商品を提案してくれる
●アフターフォローの内容
です。

金額だけ見てはダメ!見積書・契約書はここも確認

見積書や契約書を手渡された時、ついつい金額だけを確認してしまいがちです。でも実は、他の部分にも重要なポイントがあるのです。 「見積金額に本体費用だけではなく付帯工事費や諸費なども含まれているか」や「見積もり明細書の内訳」、「見積書の有効期間」なども確認しておきましょう。不明な点に関しては、しっかりと確認しておく必要があります。 また、契約書では「支払時期」や「ローン特約条項」、「完成日」や「引き渡し日」などがしっかりと記載されているかチェックします。引き渡し日に関しては、遅れた場合には引っ越しなどとの兼ね合いもあるので事前に確認しておきましょう。 ここでのポイントは ●見積書では付帯工事費や諸費、見積もり明細書の内訳、有効期限をチェック
●契約書では支払期限、ローン特約条項、完成日や引き渡し日をチェック
です。

完成したら終わりじゃない!竣工後のチェック

家が建て終わると一安心したいところですが、ここで最後のチェックポイントとして、各部屋の内観や家の外観のチェックが必要となります。

各部屋の内観をチェック

各部屋の内観をチェックするポイントは、コンセントや照明の位置は適切か、壁紙の剥がれはないか、壁色は希望通りか、床の傷はないか、などです。

家の外観をチェック

家の外観をチェックするポイントは、壁の剥がれやひび割れの有無のほか、雨どいや排気口などの細かい設備の位置などです。 内観も外観も、気になる点は写真などを撮っておくと良いでしょう。

チェック漏れ?家づくり経験者の体験談から思わぬ落とし穴に備える

チェックシートで色々な所を確認していても、建築の条件の変更などで、予想外の結果を招くことがあります。ここではいくつかの失敗を例に解決方法を紹介していきたいと思います。

まさか!家具を設置したらドアが開閉できないことに!

事前に設置予定の家具のサイズを確認し、それに合わせた間取りにしていましたが、打合せを進めていく中で動線や配置場所の変更を繰り返してしまい、家具を置くとドアの開閉ができないという結果になってしまいました。 この場合は、知らぬ間に間取りを優先し、家具のサイズ感を忘れてしまったことに原因があります。家具のサイズと設置場所を忘れないように心がけて下さい。

こんなはずでは!車の音に悩まされて睡眠不足に

大きな道路に接してはいたものの、事前に土地を見学しに来たときは車通りも激しくなく静かな場所だと思い購入を決めました。しかし、実際には近くに青果市場があり、朝方になると輸送トラックなどの出入りが激しく騒音や揺れが気になるということがありました。 土地見学は昼間に行う事がほとんどですが、余裕がある場合は朝方や夜にも訪れて、周辺施設をチェックすると良いでしょう。

気になることは何度でも確認しよう

家は人生で最大の買い物と言われています。だからこそ、家づくりを進めていく中で納得できないことはそのままにせずに、チェックシートを利用しつつ、何度も確認・検討しましょう。

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