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iemiru コラム vol.43
【連載】賃貸から戸建てへ:第3回『家計を支える家のオプション「ソーラーパネル」 「蓄熱暖房機」』
“創エネ”で暮らしが変わりました
今回は「ソーラーパネル」「蓄熱暖房機」を使用してみた メリット、デメリットについてお話ししていきたいと思います。
ソーラーパネルによる発電と売電
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ソーラーパネルといえば、太陽光のエネルギーから電気を創り、 家の電気を賄えたり余剰電力を売ることができる設備です。 最大のメリットとしてはやはり自宅で電気を創れること。 創られた電気はその時必要は分だけ消費され、 昼間など消費電力が少ない時間帯では余った電気を売れます。 基本的にソーラーパネルに蓄電の機能はありませんが、 家庭用蓄電池をオプションで付けることも可能です。 メンテナンスさえ怠らなければ発電し続け、 ほっといても儲けが出るという点が、大きなメリットだと感じます。 デメリットとしては、天候に左右されやすく 雨雪の多い地域、将来家の周辺にビルが立ちそうな土地では 充分な発電量が見込めない可能性があるため、 設置自体を断念せざるを得ない場合があります。 また、年々売電価格が落ちていて、消費税増税により 初期費用を回収する期間が長引いてしまうという点もネックです。
蓄熱暖房機について。
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私の家の周辺環境は、比較的田舎で低い山が連なる中腹部に位置しており、 冬の季節にはエアコンだけでは暮らしにくい、暑さより寒さが厳しい環境です。 老後のことも見据え、浴室やトイレなど急激な温度変化により ヒートショックを起こさないために、家全体がほぼ一定の温度に保たれて じんわりと暖かい蓄熱暖房機を設置しました。 家の半分が吹き抜けのため、エアコンでは暖かい空気が上に上り ロフトだけが暖かいといった部分的な温度差を埋めてくれるのが蓄熱暖房機でした。 夜間電力(夜間の電気料金が安いプラン)で熱を蓄えるため経済的にも優しく、 火気を使用しないため空気はクリーンで身体にも優しいといったメリットがあります。 利点の多い蓄熱暖房機ですが、小型でも簡単には動かせないほどの重さがあり、 大型になれば自由に移動することができず冬以外では場所を取るだけの家電となります。 蓄熱暖房機を設置する際には、後に動かす可能性がない場所を選ばなければなりません。 住宅環境・構造を理解し、最適な設置条件をクリアしていなければ、 暖房効果を全然感じられない、電気料金がかさむなどの問題が起きてしまいますので、 家の構造に合ったものをプロに判断してもらうことが大事です。 家を支えるオプションは様々ありますが、 性能と住宅環境の相性や複数オプションの併用で、効果は歴然と変わります。 家づくりを考え始めたら、住宅会社のモデルハウスだけでなく 友人の家を覗いて、暮らしぶりを見てみるのもいいかもしれませんね^^ それでは、また次回!
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